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確定拠出年金(iDeCo)の恐ろしい罠

こんにちは。ゆうじろうです。

前回の記事確定拠出年金(iDeCo)の効果的な運用方法についてお話しました。ですが、世の中良いことばかりではありません。確定拠出年金にはそれはそれは恐ろしい罠が仕掛けられています。

特別法人税

最大の問題は特別法人税です。厚生労働省iDeCo紹介パンフレットに小さく書かれています。

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特別法人税は積立金に1.173%の税が掛かります。利益ではなく積立金全体です。あなたがiDeCoで利益を出そうが損しようがお構いなく資産の1.173%を差し引くという税です。

これはありえませんね。

これまで確定拠出年金に対して実施されたことは無く、iDeCoポータルサイトでもこれに関する記述はほとんどありません。しかし、もしこれが実施されるようなことになれば、確定拠出年金を行うメリットは根底から覆ります。加入している人は積立を凍結し、新規に加入する人はいなくなるでしょう。

 

確定拠出年金の背景と理念

確定拠出年金の設立は国や企業が年金給付の負担に耐えられなくなったことが背景にあります。年金給付を保証するというのは安全運用しないといけないわけですから非常にコストが掛かります。そこで、もう運用リスクを個人に丸投げしてしまえというのが確定拠出年金です。これでリスク運用をして給付が少なくなっても個人の自己責任となります。リスクを移転しても個人がリスク運用をしなければ、国全体でみたときの老後資産は目減りしていくのみです。

そうであるならば、確定拠出年金はリスクを取る個人をサポートする制度でないといけません。凍結延長はされるものの特別法人税を廃止しないことはこの流れに自らブレーキを掛ける行為です。iDeCoの普及が遅いのもこういうところに原因があるのかもしれません。

 

私の意見は以前の記事の通り積極的にiDeCoで運用すべきだと思っていますが、特別法人税が廃止されないと人に教えるときに付け加えないといけなくなります。

iDeCoには恐ろしい罠が仕掛けられていますよ”

がっかりですね。