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国内株式インデックスファンド比較 TOPIX編(eMAXIS Slim, 三井住友DC, iFree, ニッセイ, たわら)

こんにちは。ゆうじろうです。インデックスファンドに積立投資しようとしたときに、最初の選択肢は国内株と外国株になると思います。どちらかだけでなく両方に投資すべきだと思います。

これまで外国株(先進国株と新興国株)の比較を記事にしてきました。

先進国株式インデックスファンド比較(ニッセイ、たわら、eMAXIS Slim、iFree、i-SMT) - 1億円のポートフォリオ

新興国株式を買うなら”eMAXIS Slim 新興国株式インデックス” - 1億円のポートフォリオ

そこで、今回は日本株のインデックスファンド比較をしたいと思います。

私は国内株のインデックスファンドを保有していませんが国内株が嫌いな訳ではないです。むしろ個別株でかなり投資しています。

 

私が国内株が必要と思う理由は以下になります。

 

日本は今でも経済大国

日本経済は停滞しているとはいえ、今でも世界の時価総額の約1割を占める経済大国です。幅広く国際分散するのであれば10%は日本に投資するのが自然です。日本は人口減少で今後の見通しは暗いですが、それは世界中に知れ渡っていますので既に株価に織り込まれているでしょう。

 

国内株式インデックスファンドは低コスト

外国株に比べると国内株への投資は低コストで出来ます。インデックスファンドのシリーズで外国株と国内株の取扱いがあると、ほとんどの場合で国内株の信託報酬の方が低いです。(eMAXIS Slim先進国はこの構図をひっくり返したことでも驚きですね。)

 

私たちは日本人

私たちは日本に住んでいるので国内株に投資することに一定の優位性があると思います。意識して情報収集しなくても日々の経済関連のニュースを得ることが出来ます。今の日本の株高は政権交代による金融政策の変更(アベノミクス)がきっかけですが、日本にずっと住んでいれば背景も含めて理解できるでしょう。働いていれば日々の仕事を通じてより実感をもって理解できると思います。

 

 

国内株式インデックスファンド比較 TOPIX編

それでは、具体的にどの国内株式インデックスファンドを購入すれば良いでしょうか?

国内株式は多数のファンドがありますが、その中でも低コストの代表的ファンドは以下になります。

 

eMAXIS Slim 国内株式インデックス(eMAXIS)

信託報酬 0.17172%

純資産額 10.8億円

ファンド設定日 2017/02/27

 

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド(三井住友)

信託報酬 0.1728%

純資産額 104.3億円

ファンド設定日 2011/12/09

 

iFree TOPIXインデックス(iFree)

信託報酬 0.1836%

純資産額 3.2億円

ファンド設定日 2016/09/08

 

ニッセイTOPIXインデックスファンド

信託報酬 0.1944%

純資産額 137.5億円

ファンド設定日 2015/04/27

 

たわらノーロード TOPIX

信託報酬 0.1836%

純資産額 3.2億円

ファンド設定日 2017/03/21

 

これらのファンドはいずれもTOPIXに連動します。ファンドの良し悪しはシンプルに基準価格の推移を比較すれば良いでしょう。

 

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青:たわら緑:eMAXIS Slim橙:ニッセイ赤:iFree紫:三井住友

2017年3月23日~2017年12月29日の基準価格の変動をグラフ化しています。どのファンドの変動もほぼ同一に見えます。

一括投資の場合

2017323日に100万円を一括投資していた場合、それぞれのファンドの損益は次のようになります。

たわら

121万円

eMAXIS Slim

121万400円

ニッセイ

120万9800円

iFree

120万9500円

三井住友

121万円

 

積立投資の場合

2017323日から毎日1万円を積立投資した場合、それぞれのファンドの損益は次のようになります。

投資額=193万円

たわら

215万2050円

eMAXIS Slim

215万2426円

ニッセイ

215万2120円

iFree

215万2044円

三井住友

215万2275円


eMAXIS Slimが信託報酬の低さと実際の運用リターンで最も優れています。でもその差はわずかなのでよく分かりませんね。

 

そこで5つのファンドの内、設定開始日が早いニッセイと三井住友を選んでもう少し長期で比較してみます。

 

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青:ニッセイ赤:三井住友

2015年5月1日〜2017年12月29日の約2年半の期間で比較しました。2016年後半まではほぼグラフが重なっています。2017年に入って三井住友が少しだけニッセイを上回ります。

一括投資の場合

2015年5月1日に100万円を一括投資していた場合、それぞれのファンドの損益は次のようになります。

ニッセイ

119万9500円

三井住友

120万7円

 

積立投資の場合

2015年5月1日から毎日1万円を積立投資した場合、それぞれのファンドの損益は次のようになります。

投資額=655万円

ニッセイ

814万7562円

三井住友

815万1578円

 

2年半の期間で見てみましたが、ニッセイと三井住友の間にはあまり差がありませんでした。毎日1万円積み立てた場合でも655万円の投資額で4千円ほどのリターン差です。

 

今年からつみたてNISAが開始されることもあって、インデックスファンドの低コスト化競争が加速しています。最も低コストで運用の優れた商品を選択することは重要なことです。でも今回挙げたような低コスト競争を行っているファンド間ではそれほどの差が出ないことも事実だと思います。

 

一方で投資期間が長期になればなるほど小さい差が無視できなくなってきます。つみたてNISAでは20年間の控除期間が設定されていますが、一度売却してしてしまうとその枠は消滅してしまいます。つまり20年間保持し続ける商品を購入する必要があります。現時点までの情報で最善の投資先を決めるなら、eMAXIS Slimを選択するのが合理的でしょう。