1億円のポートフォリオ

インデックス投資で安定成長する資産運用を目指します

長期投資はなぜ難しいのか?

こんにちは。ゆうじろうです。

このブログを見ているあなたはインデックス投資と長期投資に興味がある人だと思います。でも、あなたのような人はこの国ではかなりマイナーな存在なようです。

今年から始まったつみたてNISAの口座開設数はまだ20万口座くらいです。

つみたてNISAの口座開設数はたったの19万口座(投資初心者ほど利用するべき) - 1億円のポートフォリオ

つみたてNISAは国が長年掛けて制度設計したNISAの進化版で、販売される商品も消費者の側に立った優れたファンドのみが購入できるようになっています。

ほとんど知識の無い人でもつみたてNISAであればどれを買っても大きな失敗は無いように思います。

それでも日本人の1%以下の人しかつみたてNISAを開始していません。

 

どうしてでしょうか?

そもそも”長期投資をする”ということが選択肢として難しいのだと思います。

 

日本人は投資が苦手とかリスクを嫌うといったことがよく言われますよね。

実際、日本人の個人資産の多くが貯金されています。

でもリスクを嫌うかというとそんなことはなさそうです。

なんと、ビットコイン取引の4割は日本人によって取引されています。

投機と貯蓄の間がない(大機小機) :日本経済新聞

リスクを取るなら短期で儲けたい。」「長期では元本を確実に守りたい。」という人が多いということですね。

 

長期投資は「長期なのに損するかもしれない。」運用方法です。

 

 

 

マシュマロテストという実験を聞いたことはあるでしょうか?

幼稚園の4歳の子ども186人が実験に参加した。被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。

子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された。1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した。小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。映像を分析した結果、マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局食べてしまう率が高いこと、我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったが、最後まで我慢し通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、1/3ほどであった。 wikipediaより

 追跡調査をしたところ、2個目のマシュマロを手に入れた子どもの多くがその後社会的に成功していました。

成功するためにはIQ等の能力よりも”セルフコントロール”の方が重要だということです。

セルフコントロールとは、「将来のより大きな成果のために、自己の衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する能力」のことです。

 

マシュマロ・テストでは15分後にもう1個もらえることが確約されていても3分の1しか待つことができませんでした。

「長期投資」は10年後でも損するかもしれないリスクを背負ってコツコツ続ける投資です。できない人の方が多くて当たり前かもしれませんね。

 

投信ブロガーの人たちは投資信託の0.01%のコストの違いを気にしながら投資しています。これは10年先、20年先を見据えて投資しているからです。

きっと彼らは報われるでしょう。

もちろん私も報われるはずです。