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楽天全米株 vs iFree NYダウ vs iFree S&P500 その5(2018年3月)

こんにちは。ゆうじろうです。

米国市場にとって3月は厳しい月でした。

トランプ大統領が22日に知財侵害を主な理由として中国に経済制裁を通知しました。中国も報復の構えを示したので貿易戦争のリスクが高まり株価が下落しました。

もう一つはFacebookの個人情報不正使用問題です。イギリスのデータ分析企業ケンブリッジ・アナリティカが、Facebookの5000万人分の個人情報を不正に利用しアメリカ大統領選に利用したことが疑われています。

Facebookは個人情報を収集し、広告等に利用することで収益を上げるビジネスモデルです。

この個人情報がどこまで収集され、何に使われているのかに対して疑惑の目が向けれています。

私もあまり気にしないで使っていましたが、少し調べてみるとパソコンやスマホを通じたあらゆる活動履歴が収集されていますね。私がブログを書いているのは誰にも話していませんがFacebookは知っているでしょう。

この問題を受けてFacebookの株価は今月15%も下落しました。

この問題以外にもアマゾンに対する規制強化の動きやUberの自動運転車での死亡事故があり、これまでアメリカの株価上昇を支えたIT株に逆風が吹き荒れました。

 

 

それでは、逆風の3月をインデックスファンドで振り返ってみましょう。

比較するのは米国を代表する3つの指数にそれぞれ連動する低コストインデックスファンドです。

まず、3つの米国株価指数をまとめると次のようになります。

 

NYダウ

S&P500

VTI (CRSP USトータル・マーケット・インデックス)

構成銘柄数

30

500

3588

銘柄の特徴

超大企業のみ

大型企業

大型、中型、小型企業と幅広い

指数の算出

株価平均

時価総額加重平均

時価総額加重平均

大きな違いは構成銘柄数と指数の算出方法です。

NYダウは株価平均という30社の株価を足し合わせて補正した値です。

S&P500VTIは時価総額順に重みをつけた値です。

 

NYダウ、S&P500VTIの3つの指数に連動する投資信託で低コストに投資できるファンドがそれぞれiFree NYダウ、iFree S&P500、楽天全米株式インデックスファンドです。

 

まずは、iFree NYダウ、iFree S&P500、楽天全米株の3月の株価推移を比較してみます。

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青:楽天全米緑:iFree S&P500橙:iFree NYダウ

 

3つのインデックスファンドでNYダウが最も値を下げました。NYダウ銘柄にはFacebook、Amazon等の逆風だったIT銘柄が含まれていないので個人的に少し意外でした。

何が値を下げているのか少し調べると、トランプ政権による中国制裁の関連でボーイング社が急落していました。Appleも下げていますね。

 

3月の月間下落幅は楽天全米が2.5%, iFree S&P500が3%, iFree NYダウが4%でした。

結構大きく下げています。

 

次にもう少し長い期間で比較してみます。

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青:楽天全米緑:iFree S&P500橙:iFree NYダウ

 

楽天全米株のファンド開始日(2017年9月29日)から比較しています。

楽天全米株は遂にファンド開始日の価格を1%以上下回ってしまいました。

同期間のiFree S&P500はほぼ上昇分が消失し、NYダウはまだなんとか2%程度のプラスを保っています。

 

いずれにしろ、米国株にとって厳しい状況が続いています。中国との貿易摩擦が長期化すれば今年の株価はあまり期待できないかもしれませんね。

今後も注目していきたいと思います。