1億円のポートフォリオ

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eMAXIS Slim先進国株の信託報酬引き下げ効果を確認

eMAXIS Slim先進国株が2018年1月30日から信託報酬を大幅に引き下げました。

現在の信託報酬は年率0.11826%(税込)です。これは競合の先進国株インデックスファンドを大きく引き離しています。

eMAXIS Slimの信託報酬引き下げのニュースを受けて、多くのインデックス投資家が投資先をeMAXIS Slimに乗り換えたと思います。

 

私も野村つみたて外国株投信からeMAXIS Slim先進国株に乗り換えました。

eMAXIS Slim先進国株&新興国株 VS 野村つみたて外国株投信 - 1億円のポートフォリオ

 

eMAXIS Slim先進国が信託報酬を引き下げてから約3ヶ月が経過しました。

そこで実際に信託報酬引き下げの効果は出ているか確認したいと思います。

 

先進国株式インデックスにはeMAXIS Slimの他にもニッセイ外国株式インデックス、iFree外国株式インデックス、たわら先進国株式などがあります。

いずれも低コストを売りにするインデックスファンドで信託報酬の引き下げにしのぎを削っていました。ベンチマークが同じインデックスファンドの選択基準はコストに集約されるので当然ですね。

 

しかし1月30日にeMAXIS Slim先進国が信託報酬を大幅に引き下げたことでこの4ファンドのバランスは大きく崩れました。

まず、一番大きく変わったのは純資産額です。多くの投資家が投資先をeMAXIS Slimに変更したことで純資産額が一気に増加しています。4つのファンドではeMAXIS Slimが最も後発ですが100億円の大台を突破しています。

 

eMAXIS Slim先進国

ニッセイ外国株

iFree外国株

たわら先進国株

信託報酬(税込み)

0.11826%

0.20412%

0.2052%

0.216%

純資産額

105.4億

850億

11.8億

218億

設定日

2017/02/27

2013/12/10

2016/09/08

2015/12/18

ベンチマーク

MSCIコクサイ

MSCIコクサイ

MSCIコクサイ

MSCIコクサイ

 

では、実際のパフォーマンスはどうでしょうか?

eMAXIS Slimが信託報酬を引き下げた1月30日から約3ヶ月間のパフォーマンスを他の先進国ファンドと比較してみます。

 

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青:ニッセイ緑:たわら橙:eMAXIS Slim赤:iFree

 

ほとんど差が無いように見えますね。たった3ヶ月間ですので仕方がないかもしれません。でもよく見ると、3ヶ月目でeMAXIS Slimが僅かに上回っているのが分かるでしょうか?

 

最後の2週間だけ拡大して表示してみます。

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青:ニッセイ緑:たわら橙:eMAXIS Slim赤:iFree

小さな差ですが、eMAXIS Slimが他の3つを上回っているのが分かると思います。

3ヶ月目の差は約0.05%でした。

 

これだけだと偶然の差かもしれないので、もう少し経時的な差に注目してみます。

eMAXIS Slimの基準価格から他の3ファンドの基準価格平均を引き算してグラフにしました。

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信託報酬を引き下げた1月30日から最初の1週間は他の3ファンドとの差がばらつきましたが、それ以降は少しづつeMAXIS Slimが他を引き離していく様子が分かります。

 

確実に信託報酬引き下げの効果が出ていますね!

 

3ヶ月間での基準価格差は約0.05%なので年率にすると約0.2%になります。信託報酬の差よりも大きくなりますが、これは3ヶ月の短い期間なので誤差が大きいからでしょう。

 

何より経時的に基準価格差が広がっていく様子を確認できたのは収穫でした。

先進国株式インデックスはeMAXIS Slim先進国株で問題無さそうです。