こんにちは。ゆうじろうです。
今週は株価が大きく下落した一週間でした。きっかけはアメリカの長期金利の上昇だと報じられています。米国債の長期金利を確認すると1月31日に2.7%だったのが2月5日には2.85%に上がっていました。
この金利の上昇が株価の暴落を引き起こすのに妥当なものかどうか私には分かりません。日経新聞がしきりにそう報じるので「そんなもんかねぇ」と納得するしかありません。
今週水曜日に日経平均とTOPIXについて暴落時の比較記事を書きました。
暴落でインデックスはどう動いたか?(eMAXIS Slim 日経平均 VS eMAXIS Slim TOPIX) - 1億円のポートフォリオ
でも下落はそこで留まらずにさらに下げました。
この激動の1週間で米国株インデックスファンドはどのように変動したでしょうか?
楽天全米株式インデックスファンド、iFree S&P500、iFree NYダウの人気の3大インデックスファンドを比較してみます。
各ファンドの特徴として、楽天全米は大中小のあらゆる銘柄を含み、S&Pは中〜大型株、NYダウは超大型株で構成されています。
青:楽天全米、緑:S&P500、橙:NYダウ
どの株をみても軒並み下落しているのですが、特にNYダウの下げ幅が大きかったです。NYダウは超大企業30社で構成されています。株価の急落局面では誰もが知っているような大型株の方がより大きく下げる傾向があるのかもしれませんね。
国内株でも大型株からなる日経平均の方が幅広い銘柄のTOPIXよりも大きく下げていました。
同期間のVTI(楽天全米の指数)、S&P500、NYダウでも確認してみます。
青:VTI、緑:S&P500、橙:NYダウ
yahoo financeの設定で5分毎の細かい変動のグラフになっています。
5分毎に細かくプロットしているからか、指数間の差があまり無くなったようにみえます。
最大下落時は確かにNYダウが最も下げるのですが、その分反発も大きいので結果的に指数間の差が無くなっています。
今回の急落で米国市場は銘柄の大きさに関わらず1割近く下落しました。
私が保有する投信も一気に含み益が無くなり、含み損に突入しました。
リーマンショックはこれが5回くらい続くのをイメージしたら良いでしょうか。
まだまだ下落が続く覚悟をした方が良いですね。