こんにちは。ゆうじろうです。
過去2回に分けて買ったほうが良いものを記事にしました。
私が積極的にお金を使いたいのは本、コンピュータ、インターネットです。
これらは自分の能力を高めてくれる道具で、自己投資に勝る投資は無いと思うからです。
では次に、私が悩みながらも買わないという選択をしたものについて書きたいと思います。
人生の3大支出って何だと思いますか?
私は昔に「住宅、自動車、生命保険」と聞いた覚えがあります。
確認のために検索してみると、老後資金、教育資金、結婚資金なんかも挙げられていたりします。捉え方によって色々あるみたいですね。
でもどんな視点でみても住宅資金は3大支出に入っています。
それだけ住宅の購入は個人にとって人生の大きな選択になるのでしょう。
私も住宅の購入は検討しました。購入と賃貸を比べてどちらが良いか調べたりしました。
色んなサイトで購入と賃貸の比較の記事がありますよね。
大体同じくらいの支出になるという結論で、購入は物件が手に入るのでその分がお得という結果が多いと思います。
購入と賃貸でどちらが良いかは人それぞれですが、私は購入しない人生を選択することにしました。
私が購入しない理由は”リスク”と”自由度”で住宅購入が不利だからです。
まずリスクについて説明します。
5千万円の家を購入するという行為は1つの不動産に5千万円投資するということと同義になります。
超集中投資することになりますね。
仮に5千万円を持っていない場合は、銀行でお金を借りて利子を払いつつ1つの不動産に集中投資するということと同義です。
レバレッジをかけて超集中投資をしていることになりますね。
投資した家がもたらすインカムゲインについては、自分がそこに住めば保証されるのでその点のリスクは考えなくても良いかもしれません。
でも、キャピタルゲインについてはどうでしょうか?5千万円で購入した家やマンションは30年後にいくらで売却可能でしょうか?
集中投資なので利益が出るときは大きいかもしれませんが、逆に無価値になるかもしれません。
私は5千万円で家を買う代わりにインデックス投信を購入します。インデックス投信のメリットとして広く分散されている点があります。
世界全体に分散投資すると大きく儲けることはありませんが、年率5%程のリターンが期待できます。
私が購入するインデックス投信は分配金を出さないので複利運用されます。
30年後の株式のキャピタルゲインは30年後の中古住宅より遥かに大きいと期待しています。
次に自由度について説明します
家は不動産なので移動させることが出来ません。また売りたいと思ってもすぐに売れるかわかりませんよね。
購入した家に自分がずっと住み続けられたら良いのですが、転勤や転職で住む場所を変える必要が出てくるかもしれません。
自分が住めなくなると売却するか賃貸で貸し出すかになりますが、そうなるとまさにレバレッジを掛けた1点集中の不動産投資そのものになります。
家を買うことに魅力を感じない訳ではありません。友人の多くが家を購入していますし、新築の家に遊びに行くと分譲は賃貸よりグレードが高いなあと思います。
でも私にとっては、家よりも人生の選択の自由度を確保するほうが大切です。転職したい、脱サラして何かをしてみたいと思ったときに家を購入していることが足かせになってしまうのが嫌なのです。
購入と賃貸でどっちがお得かのシミュレーションで購入が勝つのはある意味当たり前じゃないかと思っています。大きなリスクを負っているのだから、賃貸よりお得にならないと割に合いませんよね。