こんにちは。ゆうじろうです。
自分がいつか必ず死ぬと初めて知った日のことを覚えていますか?
私は幼稚園の頃に親から聞きました。親からしたら何でもないことだったのかもしれませんが幼い自分には衝撃でした。
大変な事実を知った私は幼稚園のお友達に「〇〇くんも、〇〇くんのお母さんもいつか必ず死ぬんだよ。」と教えてあげたのですが、〇〇くんが大泣きして大変になった記憶があります。
あなたは、それほど遠くない未来に必ず死にます。
残念な事実ですがこれはもう間違いないです。
さらにやっかいなことに、具体的にいつ死ぬかは分かりません。
一応の目安として、現代の日本人は平均で80歳くらいまで生きるそうです。
でも死ぬ直前まで健康な人はほとんどいないです。
人生の末期は病気を抱える等で日常生活に支障をきたしながら生きることになります。
健康で生きれる年齢を健康寿命と言うそうですが、これは72歳くらいです。
健康寿命の平均が72歳ですので、日本人の半数は72歳になる前に健康寿命が尽きます。
健康寿命の個人間のばらつきがどれくらいかわかりませんが、前後10%程度だとすると65~80歳くらいがよく起こる範囲になるでしょうか。
保守的に見積もるなら65歳くらいで健康寿命が尽きると考えるのが良いかもしれません。
人生はそれほど長くないですね。
この有限の期間で幸福を最大化させるにはどうすればよいでしょうか?
数年前に話題になったニュースでガソリンスタンド店員の男性の話があります。
彼は質素な生活を続けて92歳で亡くなるのですが、実は株式投資をしていて10億円の遺産が死後発見されました。
投資家としての才能もあったのでしょうが、長期投資の力を実感させるニュースでした。
長期投資は大きな力を持っています。でも人生は短いです。
年率5%で複利運用すると、50年後に1000万円を1億円以上にすることができます。
でも健康寿命は尽きている可能性が高いです。
健康寿命が尽きた後でどれくらいお金を有意義に使うことができるでしょうか?
私は2017年からの10年間で1億円のポートフォリオを構築したいと考えています。でも1億円のポートフォリオが構築できれば、さらに追加投資して増やしていこうとは思いません。
健康寿命が尽きるまでにある程度のお金を有意義に使いたいからです。