こんにちは。ゆうじろうです。
2月上旬の株価急落では株式だけでなく債券やリートも軒並み下落しました。
その後さらに落ち込むかと身構えましたが、これまでのところ下げ止まりをみせています。
今週の国内外の株式、債券、リートの変動はどうだったでしょうか?
実際の低コストインデックスファンドの基準価格の変動で確認してみたいと思います。
比較に使った各クラスのインデックスファンドは以下になります。
eMAXIS Slim 先進国株
eMAXIS Slim 新興国株
eMAXIS Slim 国内株
eMAXIS Slim 先進国債券
iFree 新興国債券
ニッセイグローバルリート
ニッセイ国内リート
いずれも各資産クラスを代表する超低コストファンドです。
(低コストインデックスファンドは指数が同じなら同じ動きをするので、別の低コストファンドを購入していても同じ動きをしているとみて良いです。)
それでは直近の基準価格推移を比較してみます。
赤:先進国株、黄:新興国株、緑:国内株、黄緑:先進国債券、青:新興国債券、紫:外国REIT、桃:国内REIT
株式クラスは先進国、新興国、日本で概ね同じような変動をしています。急落後、株価は少し持ち直していますが回復と言うにはまだ早いですね。
おもしろいのはリートです。外国リートと国内リートが違う動きをしています。外国リートが沈んだままなのに対して国内リートはかなり回復しました。
これは海外ファンドからの資金流入が原因です。
(ポジション)REITにファンドの影 割安銘柄に「買収観測」 思惑買いで相場底上げ :日本経済新聞
国内リートは毎月分配型の投信に組み込まれるのが多かったのですが、金融庁の批判を受け資金流出が多くなっていました。割安に置かれたリートに海外資金が目を付けていて相場全体が押し上がっているようです。
次に昨年8月からの推移を確認してみます。
赤:先進国株、黄:新興国株、緑:国内株、黄緑:先進国債券、青:新興国債券、紫:外国REIT、桃:国内REIT
相変わらず外国リートが酷いですね。
逆にみるとバーゲンセールかもしれません。
私はニッセイグローバルリートに積立投資しているのですが、5万円分だけ追加購入しました。
今後相場が回復に向かうのか、さらなる下落か?
注目していきたいと思います。
(私の素人予測だと、回復に向かうような気がしてきました。企業業績は良いですし。)