こんにちは。ゆうじろうです。
「森友問題」で財務省が国会に提出した決裁文書が実は書き換えられていたことが明らかになりました。これは国のあり方が問われるほど残念なことです。
私は「森友問題」自体には興味がありません。土地を安く買ったとか忖度があったとか、そんなことに審議時間が費やされることの方が問題と思っていました。でも、公文書改ざんはこれまでとはレベルが大きく違います。
”公文書が為政者や役人によって都合良く書き換えられてしまう国”と聞いてどんな国を思い浮かべますか?
日本をそんな国にしたくないですよね。
市場に悪影響はあるでしょうが、それでもこの問題は追求されるべきだと思います。
3月に入って株価は再び持ち直しつつあります。
直近の各資産クラスのインデックスファンド推移を確認してみます。
比較に使った各クラスのインデックスファンドは次のファンドになります。
eMAXIS Slim 先進国株
eMAXIS Slim 新興国株
eMAXIS Slim 国内株
eMAXIS Slim 先進国債券
iFree 新興国債券
ニッセイグローバルリート
ニッセイ国内リート
いずれも各資産クラスを代表する超低コストファンドです。
(低コストインデックスファンドは指数が同じなら同じ動きをするので、別の低コストファンドを購入していても同じ動きをしていると思って良いです。)
それでは基準価格推移を比較してみます。
赤:先進国株、黄:新興国株、緑:国内株、黄緑:先進国債券、青:新興国債券、紫:外国REIT、桃:国内REIT
3月に入ってからは株、債券、リートがそれぞれ上昇傾向を示しています。
一番上昇したのが外国リートで、唯一下落したのが国内リートでした。
国内株は3月始めの落ち込みが大きく、他の株式より出遅れています。
株式や債権は国内外で概ね連動しますが、リートは国内と海外で違う動きをすることが多いです。何か要因があるのでしょうか?また調査してみたいと思います。
次に昨年8月からの中期推移を確認してみます。
赤:先進国株、黄:新興国株、緑:国内株、黄緑:先進国債券、青:新興国債券、紫:外国REIT、桃:国内REIT
株価は回復傾向ですが、2月の下落が大きかったのでまだ1月末のピークからは5〜10%ほど低い水準で推移しています。
まだしばらく不安定な市場が続くのでしょうか?
「書き換え問題」にはつくづく残念です。