こんにちは。ゆうじろうです。
eMAXIS Slimシリーズに4月3日付でeMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)が誕生します。信託報酬は驚きの0.15336%(税込)です。
私がすごいと思ったのは先進国、新興国、日本に均等配分しながら信託報酬を0.15336%に抑えている点です。
<eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)>
eMAXIS Slimシリーズは少し前にこれと似た世界分散インデックスを発表しています。eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)で信託報酬は同じく0.15336%(税込)です。
<eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)>
eMAXISシリーズの同型ファンドと同じだとすると、こちらは先進国:新興国=87:13の比率になります。先進国が9割近いのならeMAXIS Slim先進国(信託報酬=0.11826%)とeMAXIS Slim新興国(信託報酬=0.2052%)を個別に買う方がコストは安くなります。
3地域均等型は同じ信託報酬で個別に買うとコストの高い新興国株と国内株をそれぞれ1/3含んでいるのでその分お得になります。
eMAXIS Slimからもう一つ大きなニュースがあります。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が4月11日から信託報酬を0.1728%(税込)に引き下げます。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は株式、債券、リートに広く均等に投資します。
<eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)>
ここまでバランスファンドの信託報酬が低くなると、個別に各資産ファンドを買うよりもコスト面で有利になってきます。
私は各資産クラスのファンドを別々に購入してきました。
もちろん、それぞれのコストは最安レベルです。
<投資先インデックスファンドと信託報酬(税込)>
株式クラス
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.11826%
eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.2052%
eMAXIS Slim国内株式(日経平均) 0.17172%
債券クラス
ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.1836%
iFree 新興国債券インデックス 0.2376%
ニッセイ国内債券インデックス 0.15012%
リートクラス
ニッセイグローバルリートインデックス 0.2916%
ニッセイJリートインデックス 0.27%
並べて比較してみるとリートの信託報酬の高さが目立ちます。リートは人気が無いのでファンド間の信託報酬引き下げ競争が起きていないのでしょう。
リートは個別に買うよりもバランスファンドで購入した方がかなり低コストになりそうです。
先進国株と国内債券はSlimバランスより個別に買った方が安いですが、全体ではバランスに置き換えた方が安くなりそうです。
私の各資産クラスへの新規投資の配分は以下のようになります。
今は約8割を株式クラスに投資しています。
この投資比率はeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)、eMAXIS Slim先進国株式の3つのファンドを組み合わせることである程度実現できるような気がします。
例えば次のような配分で購入することを考えてみます。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)40%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)30%
eMAXIS Slim先進国株式 30%
この場合、各資産クラスの内訳は次のようになります。
この配分も悪くないですね。この組み合わせファンドの信託報酬は0.156438%(税込)になります。
ここからさらに調整したい場合は個別ファンドを少しだけ追加すれば良い訳です。
もう少し考えてみますが、eMAXIS Slim バランス & 全世界株式(3地域均等型)& 先進国株を中心とした組み合わせに変更するかもしれません。