2018年上半期のマーケットは低迷しました。株式以外も国内リートを除いて下落しています。
<2018年上半期> インデックス投信8資産のパフォーマンス - 1億円のポートフォリオ
7月に入ってからの市場はどうなっているでしょうか?
代表的なインデックス投信のパフォーマンスで確認してみましょう。
代表的なインデックスファンドのカテゴリーは(先進国株、新興国株、国内株、先進国債券、新興国債券、国内債券、外国リート、国内リート)の8種類です。
実際のインデックス投信を使って変動推移を確認します。
比較に使った各クラスのインデックスファンドは次のファンドです。
先進国株: eMAXIS Slim 先進国株
新興国株: eMAXIS Slim 新興国株
国内株: eMAXIS Slim 国内株
先進国債券: eMAXIS Slim 先進国債券
新興国債券: iFree 新興国債券
国内債券: eMAXIS Slim 国内債券
外国リート: ニッセイグローバルリート
国内リート: ニッセイ国内リート
いずれも各資産クラスを代表する超低コストファンドです。
それでは、2018年7月の基準価格の推移をグラフにしてみます。
赤:先進国株、黄:新興国株、黄緑:国内株、緑:先進国債券、水色:新興国債券、青:国内債券、紫:外国REIT、桃:国内REIT
7月に入ってマーケットは明るさを取り戻しつつあるようです。
特に先進国株は月初から4%以上も上昇しています。
ずっと低迷が続いていた新興国(株、債券)も少し回復がみられますね。
次に年初からの推移を確認します。
赤:先進国株、黄:新興国株、黄緑:国内株、緑:先進国債券、水色:新興国債券、青:国内債券、紫:外国REIT、桃:国内REIT
先進国株はついに年初からの損益がプラスに転じました。
外国リートも一時の落ち込みから急速に回復して損失をほぼ解消しています。
新興国(株、債券)は回復の兆しはありますが、まだ年初から5%以上のマイナスです。
これまで新興国に隠れて目立ってなかったですが、国内株式の低迷が続いています。
年初から5%のマイナスで回復から出遅れていますね。
先進国株は回復していますが、この勢いを保てるでしょうか?
イギリスのEU離脱交渉がこじれそうで少し不安です。