2018年の株式市場は世界中で不調ですが、中でも最も低迷しているのが新興国株です。
米中貿易摩擦やトルコ通貨危機を主な原因として右肩下がりに下落しています。
私が投資しているeMAXIS Slim新興国株とiFree新興国債券は今年1月の最高値から約20%下落しました。
赤:eMAXIS Slim新興国株、iFree新興国債券
私の新興国株への投資は今年の2月頃は1日に1500円、月3万円程でした。
私の投資方針は「下がった資産に重点投資」でして、含み損が出た資産にはそれが解消されるまで投資額を増やすようにしています。
新興国株は右肩下がりに下落したので、下落する度に投資額を増やしてきました。
そして、8月2週目にトルコ危機で大きく下げた時に投資額を一気に引き上げる決断をしました。
今は新興国株に1日5万円、月100万円のペースで購入しています。
8月中旬から3週間で80万円くらい投資しました。
私の保有するインデックス投信はトータルで600−700万円くらいなので、かなりの重点投資です。インデックス資産の3割以上が新興国株になっています。
私が新興国株に重点投資する理由は3つあります。
1.保有する投信が含み損を抱えている
2.株価ピークから20%下落している
3.10年分の積立予算を一括投資にしても良いと考えている
私はブログを開始した2017年から10年掛けてゆっくりポートフォリオを完成させたいと思っています。でも、ある程度まとまった資金がある場合は一括投資で購入する方が合理的です。
これまで一括ではなく、積立で投資してきたのは株価が天井だった場合に大きな損失を抱える可能性があるからです。
新興国株式が20%下落した今、新興国株は少なくともバブルのピークでは無いと言えます。それなら数年分をここで一気に投資しても良いかと考えました。
もし、さらに20〜30%下がり続けるようなら10年に一度クラスの下落になるので、10年分を一括投資しても良いと考えます。
一度にリスク資産を購入するのは不安も大きいですが、新興国の未来を信じて投資していきます。