私はつみたてNISAでeMAXIS Slim先進国株とeMAXIS Slim新興国株に投資しています。
先進国と新興国の投資比率は7:3の割合です。
世界の時価総額比だと新興国は12%くらいなので、時価総額の視点で見ると新興国に重みを付けた配分になります。
別の見方にGDP比という考え方もあります。これだと、新興国は40%くらいなので30%はむしろ抑えているという見方もできます。
でもこれまでのところ、新興国株への投資が私の資産の足を引っ張っています。。
まず、2018年のeMAXIS Slim先進国とeMAXIS Slim新興国の値動きを確認してみます。
赤:eMAXIS Slim先進国株、 橙:eMAXIS Slim新興国株
5月頃までは先進国株と新興国株は似たような動きをしていましたが、5月以降は対照的な値動きになっています。
同じ株式のインデックスファンドで地域が変わるだけでここまで違いが出るのは驚きですね。
先進国代表の米国と新興国代表の中国の間で貿易戦争が拡大していますが、両国の力の差が先進国と新興国の株価推移に反映されているのでしょう。
私のつみたてNISA口座はどうなっているでしょうか。
先進国株がプラス5.6%、新興国株がマイナス7%と明暗を分けています。
資産比率を確認してみます。
投資比率は先進国:新興国=7:3で毎日投資していますが、積み上がった資産の比率は73:27で先進国の比率が高くなっています。
先月よりさらに1%先進国の比率が高くなりました。
トータルの損益は+1.86%です。
先進国だけに投資していれば5%以上の利益が出ていたのですが、新興国のマイナスが全体の利益を引き下げました。
でもこれが分散投資の本質です。
上がるものも下がるものも全部買うので上がるものだけを買うよりリターンが下がります。
上がるものだけをいつも予め選択して投資できれば良いのですが、それが出来ないので全部買うのです。
株式市場はプラスサムなので全部買っていればゆっくりと資産が増えていくはずです。
今は足を引っ張る新興国株もいずれ資産成長を牽引する場面が来るでしょう。