株や投資信託を購入するには証券口座が必要になります。
証券口座はネット証券と実店舗での対面で開くことができますが、手数料と利便性からネット証券を利用するのが良いでしょう。
ネット証券の口座といってもたくさん会社があります。どこで開くのが良いでしょうか?
口座を開くだけなら無料ですが、とにかく色々作ってみるというは止めた方が良いです。
証券口座の管理がめんどくさいことになります。
銀行の預金口座だとお金だけの管理になりますが、証券口座はお金と投資商品の両方を管理する必要があります。
投資商品は利益や損失が発生するので、税金も管理する必要があります。
さらに、ネット証券の中で円建口座、外貨建口座と分かれたりしてややこしいです。
「ネット証券Aの外貨建口座の米国株の売却益とネット証券Bの円建口座の国内株の売却損の損益通算はどうやるんだっけ?」というようなめんどくさい事が起こります。
ネット証券は1社にまとめるか、多くても2社までにするのが良いでしょう。
ネット証券を1社にするなら、大手を選ぶべきだと思います。
大手のメリットは「取扱い商品数」、「手数料」、「安心感」です。
インデックス投信はここ数年で魅力的な商品がたくさん誕生しました。投資したいと思っても証券会社が取り扱ってなければ買えません。大手であればいち早く販売を開始してくれます。
手数料も大手の方が安い傾向があります。
ネット証券の大手といえば、SBI証券と楽天証券
ネット証券は特にこだわりが無ければ、SBI証券か楽天証券のどちらかで良いと思います。大手で、手数料が安く、取扱商品が多いからです。
ちなみに私はSBI証券で投資をしています。
いくつか口座を開いていましたが、管理がめんどうなので今はSBI証券だけを利用しています。
SBI証券にした理由は最大手だからです。
ウェブ画面の使い勝手も良いですし、投信の積立設定で毎日積立が選べるといったサービスも充実しています。
しかし、楽天証券に鞍替えしたくなるニュースを見てしまいました。
10月27日から楽天カードで投資信託を購入すると1%のポイントがつくというものです。これはすごいですよね。。
投信積立で楽天カード決済が可能に!2018年10月27日スタート! | 楽天証券
毎月の上限が5万円までですが、1%ものポイントが付与されます。このポイントで投資信託を買うこともできます。
eMAXIS Slim先進国株の信託報酬が年率0.11772%ですので、楽天カードで投資信託を購入すれば8年分以上の信託報酬が実質無料になるということです。
これはやらないという選択肢はありませんね。
めんどくさいと言っている場合ではありません。楽天証券の口座を開設しようと思います。
ただ、全面的に楽天証券に移行するのはもう少し様子をみたいと思います。SBI証券もライバルとして対応してくるでしょう。
まずは、月5万円分の投資信託を楽天証券で積立しようと思います。
表題の「ネット証券はSBI証券と楽天証券のどちらにするべきか?」の答えは、
これから投資信託の積立投資を始める人で、毎月の投資額が5万円までの人が開くべき口座は楽天証券です。