2018年からつみたてNISAが始まりましたが、今年の相場で含み益が出ている人はあまりいないかもしれません。
でも積立投資で下落相場から始めるのは悪くないと思います。
最初は資産自体が小さいので下落しても損失も小さくて済みます。
長い目でみると、割安で購入できて良かったということになります。
大事なことは途中で辞めずに続けることですね。
私はつみたてNISAでeMAXIS Slim先進国株とeMAXIS Slim新興国株に投資しています。 先進国と新興国の投資比率は7:3の割合です。つみたてNISAでの投資は株式100%で積立しています。つみたてNISAの非課税期間は20年です。
株式はリターンもリスクも大きいですが、長期ならリスクが低減されるので株式に投資するのが良いと考えています。
2018年のeMAXIS Slim先進国とeMAXIS Slim新興国の値動きを確認してみます。
赤:eMAXIS Slim新興国株、 橙:eMAXIS Slim先進国株
年初からの株価推移では、先進国株も新興国株もマイナスになっています。
先進国株はまだ2%程度のマイナスで済んでいますが、新興国株のマイナス幅は15%とかなり落ち込んでいます。
新興国株下落の大きな要因は米中貿易摩擦ですが、この問題はかなり深刻で長期化すると考えられるようになってきました。
「米ソ冷戦」に匹敵する程の「米中冷戦」時代が始まったと言われています。
中国に甘い時代「もう終わった」米副大統領の演説要旨 (写真=AP) :日本経済新聞
ペンス副大統領がワシントンでの演説で中国を激しく非難した上で、経済だけでなく軍事や政治も含めて中国と対立していく方針を示しました。
米中の対立は当事国だけでなく世界経済全体に暗い影を落とすことになります。それでも米国にとっては今叩いておかなければいけない最大の脅威ということなのでしょう。
インデックス投資家にとっても厳しい時代の幕開けかもしれませんね。
私のつみたてNISA口座はどうでしょうか?
先進国株は辛うじてプラスを保っていますが、新興国株は7%を超えるマイナスです。
これでも先月のマイナス幅からは少し改善しています。
全体では2.1%のマイナスでした。
今年もあと一ヶ月ちょっとしかありませんが、プラスで終わるのはちょっと難しいかもしれませんね。。
最後に資産比率を確認します
投資比率は先進国:新興国=7:3で毎日投資していますが、積み上がった資産の比率は72:28で先進国の比率が高くなっています。
この比率は先月と変わっていません。新興国の低迷が続いているということですね。