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景気後退は間近?インデックス投資家はどうするべき?

今週は世界経済にとって大きなニュースが2つありました。

  1. 米国の長短金利が逆転した(5年と3年)
  2. 中国通信最大手のファーウェイ副会長が逮捕された

この2つのニュースは世界中の株式相場にマイナスの影響を与えました。

12月1週目の株価推移をインデックスファンドの基準価格推移で確認します。

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赤:eMAXIS Slim先進国株青:eMAXIS Slim新興国株緑:eMAXIS Slim国内株

先進国も新興国も共に下落しています。そしていつものように最も下げたのは日本株でした。。

 

でもこの2つのニュースが深刻なのは一時的な下落では無くて、本格的な景気後退を示唆しているからです。

 

長短金利差の逆転は短期金利が長期金利を上回る現象です。金利は長期の方が高いのが通常ですが、市場参加者が将来の金利低下(=景気悪化)を想定すると長短金利差が縮小していきます。

金利差逆転は過去にも何度か発生したことがありますが、景気後退の前に発生するという特徴があります。

図は過去40年間の長短金利差の推移です。灰色部分は景気後退期になります。

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(出典:FRED 10年国債金利ー2年国債金利)

 

過去の例では景気後退の半年〜1年前に必ず金利差逆転が起きています。これほど強い景気後退のシグナルは他に無いくらい強く関連していますね。

今回は5年と3年が逆転したというニュースですが、10年と2年でも差はほとんどありませんね。景気後退も近いと考えたほうが良いでしょう。

 

ファーウェイ副会長の逮捕は米中貿易戦争が深刻化することを示しています。

米国は今年4月にも通信機器2位のZTEをイランへの違法輸出を理由に経済制裁しています。ZTEが経営危機に陥り大きな問題になりました。

米国は同じ理由でファーウェイにも経済制裁するかもしれません。

ファーウェイは中国民営企業の売上げランキング1位です。日本で言えばNTTやトヨタのような存在でしょうか。

経済制裁となれば中国経済に大打撃を与えることになります。そうなれば中国も黙っているわけにはいかないでしょう。本気の経済戦争になりますね。

 

株式相場の見通しはかなり悪くなってきました。

つみたてNISAで投資を始めた人はかなりがっかりしているでしょう。

でも最近積み立て投資を始めた人にとっては今の状況は悪くないかもしれません。

次回は少し前向きな記事を書きたいと思います。