1億円のポートフォリオ

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将来の株価を予測する方法

もし将来の株価を予測できたら大儲けできますが難しいですよね。

でも大雑把な推測だったら可能です。

株価分析に用いられる指標にPBR(Price-Book Ratio:株価純資産倍率)があります。

PBRは株価をその会社の資産で割った値で、PBRが小さければ株価は割安、大きければ割高だと判断します。

このPBRと将来の騰落率に逆相関の関係がある事が知られています。

過去のデータからある時点でのPBRとその後10−15年間の平均リターンに関連があることが報告されています。PBRが小さいほど、その後のリターンが高くなるというわけです。

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(出展:StarCapital Research)

 

では、実際に今のPBRから将来の株価予測をしたらどうなるでしょうか?

日経新聞に非常に興味深い記事が掲載されていたのでご紹介します。

www.nikkei.com

PBRと将来のリターンとの逆相関の関係はどの国でもみられるのですが、少しずつ傾向に違いがあります。

そこで記事では、アメリカ、日本、ヨーロッパ、新興国でそれぞれPBRと将来リターンの関係を算出し、現在のPBRから将来リターンを推定しています。

 

2018年末の米国のPBRは3.0倍でした。過去データから予測する5年後のリターンは1.5倍になります。しかし、PBR3.0倍だったときでも50%近く下げた例が多数あるので警戒が必要です。

日本のPBRは1.2倍です。5年後の予測リターンは1.7倍になります。95年以降でこの水準から下げた例はありません。もし下げたとしても下げ幅は限定的でしょう。安心して買えますね。

ヨーロッパのPBRは1.6倍です。5年後の予測リターンは1.7倍です。日本と同じくらい割安ですね。

新興国のPBRは1.5倍です。5年後の予測リターンは2倍になります。しかし、新興国市場は先進国と違ってばらつきが大きく予測精度も悪くなります。過去に4倍になった例もありますが、3割くらい下げた例もあります。

 

長期投資する場合はPBRで投資タイミングを見極めるのは良い手段かもしれません。

米国で1.5倍、日本で0.9倍、ヨーロッパで1.1倍、新興国で1.1倍を切ると絶好のタイミングになります。

今後、PBRがこの水準になったら迷わず一括投資に切り替えようと思っています。