株式をインデックスファンドで買おうとすると、投資先地域は先進国、新興国、日本の3つから選ぶことになります。
これ以外の選択肢も無くはないですが、信託報酬やファンドの純資産額から絞り込むと自ずとこの3つに絞られます。
超低コストインデックス投資信託のeMAXIS Slimシリーズもこの3つのファンドを中心に展開されています。
世界の時価総額比で投資配分を考えると先進国:新興国:日本=8:1:1くらいで投資するのが基本的なポートフォリオになります。
私の投資方針は「下がった資産に集中投資」ですので、あまり時価総額比にとらわれずに投資しています。
「下がった資産に集中投資」するということは、低パフォーマンスの資産にたくさん投資することになります。
2018年は新興国株にかなり集中投資しました。私のインデックス資産に占める新興国株比率は40%を超えています。
インデックス投信の資産公開 (2019/1/27) - 1億円のポートフォリオ
一時は20%以上も下落した新興国株ですが、1月の株価回復を受けてやっと含み損が解消されました。
先進国株も回復基調で含み損が解消されています。
問題は国内株です。今でも含み損が4.6%もあります。
これまで新興国の含み損に隠れて見落としていましたが、国内株の過去1年のパフォーマンスは新興国に負けず劣らず酷いものでした。
チャートを確認してみましょう。
12月までの国内株は先進国よりパフォーマンスが悪いものの、新興国よりは少しマシというような推移でした。
それが、12月の株価急落で急角度に下落しています。
エッジの効いた下落で一時は新興国株すら下回っていました。
日本は先進国なので先進国株と同じような株価推移をしますが、上昇の山は他の先進国より緩やかで、下落の谷は深くなる傾向がありますね。
保有する国内株は含み損なので、今は国内株に集中投資しています。
でも国内株は新興国株ほどは保有比率を高めないようにしたいと思っています。
日本が長期的には衰退していく可能性が高いからです。
私が今買っている投信は20年以上保有するつもりで購入しています。
今後20年間の経済予測では、日本は他の地域と比べると低い成長に留まることが予測されています。
現在は辛うじてプラス成長していますが、あと10年もすればマイナス成長が当たり前になっているかもしれません。
20年以上の長期投資の投資先としては厳しいですね。
国内株に関しては前回も記事にしています。