インデックスファンドと言っても色々ありますが、私が注目しているのは新興国株式です。
私のインデックス資産の4割が新興国株なので期待しない訳にはいきません。
私が新興国株にオーバーウェイトしているのは、昨年大きく下落した時に追加投資したからです。
特にインデックス投資は割安の時に買うのが良いと思っています。割安な水準はいずれ株価の上昇で解消されるからです。
新興国株のPER(予想株価収益率)は過去の平均より低いので、今は安心して投資できる期間だと思います。
米中貿易戦争とか通貨危機とか懸念材料はいろいろありますが、長い目でみれば他の地域よりも上昇するでしょう。
新興国株に投資するインデックスファンドは海外ETFだとVWOかEEM、投資信託だと楽天新興国株式かeMaxis Slim新興国株式で投資するのが良いと思います。
これらのインデックスファンドの一番大きな違いは使用しているインデックス(指標)です。
VWOと楽天新興国株はFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(FTSE)、
EEMとeMaxis Slim新興国株式はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(MSCI)を使っています。
FTSEとEEMは大体同じような構成ですが、韓国が含まれるかどうかが主な違いになります。
FTSE→韓国含まない
MSCI→韓国含む
韓国は経済的に成熟してるし、今後の成長はあまり見込めないので新興国には含めて欲しくないですね。私は指標としてはMSCIよりFTSEの方が好きです。
でも実際に投資しているインデックスファンドはMSCIのeMAXIS Slim新興国株式です。
eMAXIS Slimの信託報酬が業界最安だから選択しているのですが、一番の心配事は指標に韓国が含まれていることです。
毎日VWOとEEMの株価比較をしていると、VWOの方がいつも高いような気がしています。
そこでまず、VWOとEEMの2018年からの株価推移を比較してみます。
あー、やっぱりVWOの方がパフォーマンス良いじゃん!
2018年は両者の差はほとんどありませんでしたが、2019年に入って少し差が出てきています。
この差はおそらく韓国経済の不調が原因でしょう。
同期間の楽天新興国株とeMAXIS Slim新興国株を比較してみます。
あー、やっぱり楽天新興国の方が良いじゃん!韓国足引っ張ってるじゃん!
保有コストではeMAXIS Slimの方が低コストなのに楽天新興国に負けてしまうのはインデックス指標の違いが原因でしょう。
eMAXIS Slim新興国株ホルダーの私としてはイライラしてしまいますね。
韓国経済には足を引っ張らない程度には頑張って欲しいものです。