史上最長10連休のゴールデンウィークもそろそろ終わりです。
明日から仕事かと思うと少し憂鬱になりますね。
大型連休だと観光地も激混みなので、休暇を楽しむのも難しいですよね。
「もっと空いてるときに来ることができたら、もっと楽しめるのに。」といつも思います。
そもそも、なんでいつ休むかを決められないといけないのでしょう?
囚人のように労働日と休息日を他人に決められても、従ってしまうのはお金の為です。
もし働かなくても生活できるだけの蓄えがあれば、仕事をするかしないかを自由に選択できるようになります。
それってすごいことですよね。
私は別に贅沢な暮らしをしたいと思っている訳では無いので、生活に必要な資産額に到達すれば後は自由に働きたいと思っています。
では、働かずに生きていくために必要な資産額はいくらでしょうか?
過去の研究では、1年間に必要な生活費の25倍の資産があれば運用だけで生活することが可能と言われています。
年間生活費が400万円なら、1億円あれば良いことになります。
私も1億円が妥当な額だと思います。
でもネット検索すると、1億円でアーリーリタイアするのは危険という意見が多いですね。
ファイナンシャルプランナーは資産額を年間生活費で割ると25年で資金が尽きるのでリタイアは無理と判断するようです。
今回はこの意見に反論したいと思います。
まず、1億円持ってる人が何の運用もせずに資産を食い潰すという前提は不自然ですよね。
4%程度の運用利回りを想定するのはそんなに無理はないと思います。
1億円を4%で運用すると年間リターンは400万円なので、元本を減らさずにずっと生活していくことが出来ます。
確かに運用はリスクが伴うので、4%以上で運用できる年もあればマイナスになってしまう年もあるでしょう。
でも多少の変動幅なら対応することは可能なはずです。
FPはアーリーリタイアする人が”資産を食い潰すだけの木偶の坊”の前提で試算しますが、そんなはずはありません。
若くして1億円貯蓄できるような人です。
リタイアのタイミングが悪くて、リーマンショックのような下落相場に巻き込まれたとしても1〜2年運用資産を使わずに凌ぐこともできるはずです。
リタイアして最初の下落相場を乗り切れば、後は4%ルールに従った運用だけで生活していけるでしょう。