株価が急落していますね。
原因はアメリカが中国への制裁関税の引き上げを発表したからです。
制裁関税はこれまで、第1弾、第2弾、第3弾と実施してきて、今回の発表は第3弾の関税を10%から25%に引き上げるというものです。
さらに第4弾も検討していて、詳細を来週発表するそうです。
アメリカはとことんまで中国を叩くつもりですよね。
目的は中国を抑え込むことなので、協議を継続しても結局は圧力を弱めることはないのでしょう。
投資家としては、中長期的な相場の減速を覚悟しておく必要がありますね。
2019年のインデックスファンド(株、債券、リート)の基準価格推移を確認してみます。
新興国の下落が一番大きいですね。
これは米中貿易戦争で中国のダメージがより大きいと考えられているからでしょう。
実際、これまでの関税引き上げでは中国企業がそのコストを負担する結果になっているようです。
おもしろいのは、株も債券も下落しているときに国内リートだけは横ばいで下落を回避していました。
分散投資は違う値動きの資産を持つことでその効果を発揮します。
国内リートは株式と違う動きをするので、両方に投資すればリスクが抑えられるでしょう。
5月に入って株価は急落しましたが、年初からの上昇率からみればまだ慌てるような下落ではないですね。
私の投資方針は「下落相場で積極投資」ですが、まだ追加投資するには早い気がします。
いずれにしろ、株価が大きく動くとワクワクしますね。
もう1段下がれば積極的に買い向かっていきます。
理想としては「ガツンと下がってすぐに急回復!」という展開が良いのですが、さてどうなるでしょうか。