2019年5月の株式市場は大きく下落しました。
昨年末の大きな下落から4月まではかなり早いペースで上昇してたので、そろそろ停滞するかなと思っていましたが、予想以上でした。
きっかけはまた米中貿易摩擦です。
昨年秋からずっとこの問題が株価の重しになっていて、中国への圧力が発表される度に世界の株価が下落します。
今後もしばらく解決しそうにないですね。このまま不景気になっていくのでしょう。
米中の対立は世界の株式にとってマイナス要因ですが、特に新興国のダメージが大きくなります。
eMASIS Slimシリーズの年初からの基準価格推移を確認してみましょう。
新興国の下落の勢いがすごいですね。まさに「落ちるナイフ」状態です。
好調だった年初からの上昇を打ち消しにしそうです。新興国は直近のピークを20%以上下回っているので、弱気相場に入っていますね。
インデックスファンドの投資タイミングの決め方 - 1億円のポートフォリオ
私はつみたてNISAをeMAXIS Slim先進国株とeMAXIS Slim新興国株に7:3の割合で投資しています。
この組み合わせはずっと変更せずに継続して、先進国と新興国の長期的なパフォーマンスを比較しようと思っています。
では、今月の評価損益はどうなったでしょうか?
評価額は53万5,253円になりました。含み損益はマイナス6,798円です。
ついに含み損に転落してしまいました。
新興国株が思いっきり足を引っ張ってますね。。
ちなみに、先月の含み損益はプラス5.6%でした。
先月の記事には収益は順調と書いていたのに状況は1ヶ月で様変わりしています。株式投資って怖いですね。
先進国と新興国の資産比率を確認してみます。
これまでの投資額は先進国:新興国=7:3ですが、資産比率に2%のギャップが出来ました。
つみたてNISAを開始してから一番大きな差になっています。
これまでは株価変動の差を日々の投資が打ち消していましたが、資産額が増えてきたので株価変動の影響を受けやすくなってきました。
新興国の不調は今後もしばらく続くと思いますが、投資比率はこれまで通り先進国:新興国=7:3を維持していきます。