5月に下がり続けた株価は6月に入ってから少し回復してきています。
日経平均は2万円台を割りそうなところまで下がりましたが、今は少し値を戻して2万1000円台で推移しています。
しかし、ここで日本のタンカーが中東で攻撃されるという大ニュースが発生しました。
このニュースを聞いたとき、「魚雷で攻撃って。。そんなんある??もしかして戦争?」と株価大暴落を覚悟しましたが、意外なことに株式市場はあまり反応しませんでしたね。
でも、自国の船が攻撃されたら戦争になってもおかしくないですよね。
今回はどこから攻撃を受けたのか分からないのが逆に良かったのかもしれません。
戦争って簡単に起こってしまうんだろうなと感じさせる事件でした。
今回のタンカー攻撃は日本のエネルギー政策にも影を落とすかもしれません。
日本は原子力発電を停止させているので、電力エネルギーの大半を中東からの石油に頼っています。
大震災以降、原子力の危険性は散々議論されましたが、火力発電も大きな問題を抱えた発電方法だということを認識しておかないといけませんね。
日経新聞によると、中東からの原油が停滞するとアジア経済が大打撃を受けるそうな。
そうです。また新興国株式が下落する理由が1つ増えましたね。
最近は香港でも大規模なデモが発生していて、これも中国経済のリスクになりそうです。
新興国株に投資していると関連するニュースを気にするようになりますが、新興国は先行きが不安になるニュースが多いですね。
まあ、それが新興国ということなんでしょう。
私は分散投資の観点から、先進国株、新興国株、国内株の3地域のインデックスファンドに投資しています。
私の信念として、インデックスファンドは一時的に下落してもいずれ回復すると信じているので下落相場では積極的に追加投資するようにしています。
そんな私の投資方針に一番ハマったのは新興国株でした。本格的に投資を始めた2018年からずっと不調が続いています。
過去1年ナンピンにナンピンを重ね、ついに投資額が560万円を超えました。
今後も含み損になれば積極的に買い増していきますが、他の投資先とのバランスも考えて含み益になれば投資を抑制しようと思います。
でも新興国は先行き不安なニュースが多いので、もうしばらく下落相場が続くのかもしれません。その時は腹をくくってどこまでもお付き合いする覚悟です。