2019年6月の株価はここまで順調に回復してきています。
米中貿易問題で周主席とトランプ大統領が電話会談をして、G20でも会談すると伝えられたことが株価上昇の材料になっています。
今年の世界3地域の株価推移を確認してみます。
5月に大きく落ち込んだ株価が6月に入ってから順調に回復しています。
でも、私は6月の株価上昇も一時的なもので終わるんじゃないかと思っています。
米中会談が成功するかどうかは分かりませんが、これで上手くいくなら最初から対立は起きてなかったですよね。
米中対立はまだ始まったばかりと考えておいた方が良いと思っています。
これからも一喜一憂しながら米中対立を見守ることになるでしょう。投資家にとっては迷惑な話です。
末端の個人投資家の出来ることは見通しが良くても悪くても地道に積立を続けるしかありません。
私はつみたてNISAをeMAXIS Slim先進国株とeMAXIS Slim新興国株に7:3の割合で投資しています。
この組み合わせはずっと変更せずに継続して、先進国と新興国の長期的なパフォーマンスを比較しようと思っています。
では、今月の評価損益はどうなったでしょうか?
先月は新興国株がマイナス7.7%まで落ち込んでいましたが、今月の上昇でかなり回復しています。とはいえ、まだ含み損状態です。
新興国株はここしばらくずっと含み損が続いていますが、めげずに投資を続けようと思います。
つみたてNISAの投資期間は20年もあります。出だしでは新興国株が躓いていますが、20年後にどちらの方が含み益が大きくなるかはまだ分からないでしょう。
そのうち逆転する日が来るかもしれません。
つみたてNISA全体での評価損益です。
先月のマイナスから1ヶ月で含み益に復帰しています。
先進国と新興国の資産比率を確認してみます。
先進国と新興国の投資比率は7:3なので、投資額からのギャップは1.4%になります。
先月は2%のズレがあったので、少し改善しています。
実際には、つみたてNISAが始まった2018年1月からこれまでの先進国株と新興国株の株価変動は10ポイント以上の差があります。
それだけ積立投資は差がつきにくい投資法だと言えるでしょう。