米国が中国への関税引き上げ第4弾を発表してから世界中の株価が急速に下落しています。
この第4弾の関税の対象品目は3000億ドル分で、第1〜3弾を合わせたよりも大きな規模になるそうです。
そのインパクトは中国市場だけじゃなくて米国を含む世界中がマイナスの影響を受けました。
中でも大きな影響を受けたのは新興国株です。
eMAXIS Slim新興国株インデックスファンドの年始からの基準価格推移をみてみましょう。
関税第4弾の引き上げ発表から数日で一気に株価が下落しています。
まさにナイアガラの滝ですね。
おもしろいのはこれだけ下がってもまだ年始からはまだプラスを維持していることですが、1〜4月の上昇相場がこの数日でほぼチャラになりました。
もう少し長期的にみてみるとどうでしょうか?
eMAXIS Slim新興国株の運用開始日は2017年7月31日なので約2年運用されています。
8月10日時点のファンドの基準価格は9181円です。
開始時の基準価格は1万円なので、2年間運用して8%減少したことになります。
酷い運用成績ですね。。
eMAXIS Slim新興国株に投資している人はほぼ含み損と思っていいでしょう。
私が保有するeMAXIS Slim新興国株も約6%の含み損になっています。
これまでも新興国株が下落するとナンピン買いを実行してきました。
新興国株式インデックスのナンピン買いを続けていたら投資額が560万円を超えました。 - 1億円のポートフォリオ
新興国株式インデックスへの集中投資を始めました - 1億円のポートフォリオ
今回の下落でも当然集中投資を実施します。
インデックス投資の最大のメリットは投資先が倒産する心配をしなくて良いことです。
下がった基準価格は長期的には回復します。
含み損ということは過去に自分が買った価格より安く買えるということなので、積極的に買わない手はありません。
米中貿易戦争はこれからも長引くかもしれませんが、それで新興国経済が崩壊することはありません。
世界経済はこれまで様々な対立や葛藤を乗り越えて成長してきました。
これからも成長していくはずです。
株はみんなが買いたくない時に買いましょう。