世界経済の中心、アメリカの景気後退入りがそろそろ近いんじゃないかと予想する人が増えてきました。
株価の方も勢いが良かったのは2017年までで、ここ最近は頭打ちしています。
株式投資を最近始めた人は想定していたより利益が少ないと感じていると思います。
株式に限らず、投資商品は良い時が続いた後は下落するものです。
逆に悪い時を乗り越えた後には良い時が訪れるものでしょう。
株式以外にも目を向けてみると、好調な投資商品もあります。
その代表格が不動産投資かもしれません。
不動産投資はハードルが高いですが、リスクを抑えて分散投資ができるリートという仕組みがあります。
楽天証券のサイトに詳しい説明がありますが、複数の不動産に投資する会社(法人)に投資するという仕組みです。
私もリートに投資していますが、株式投資とほぼ変わらないと感じています。
リートはたくさんの法人が存在してます。
ホテルを中心に投資する法人やマンションを中心に投資する法人など、不動産投資といってもいろいろ特徴があります。
株式のように市場で取引できるので、リート市場全体に投資できるインデックスファンドも存在します。
リート投信も株式市場の低迷を横目に右肩上がりの上昇を続けています。
私はニッセイJリートインデックスファンド に投資しています。
過去3年間の基準価格の推移を確認してみましょう。
2017年は低迷したものの、2018年からはずっと右肩上がりの上昇を続けています。リートはボラティリティが大きいという話も聞きますが、過去2年間だと株式よりよっぽどバラツキが小さいと思います。
リートインデックスに投資する問題は株式のようにファンドの低コスト化が進んでいない点です。
低コストのニッセイJリートインデックスでも信託報酬が0.275%(税込)もあります。先進国株ファンドの2倍以上の高コストですね。
リートインデックスを投資の主体にするのは市場規模やコストの面で厳しいと思いますが、分散投資の1つとしては有効だと思います。
リートは株や債券との連動性が低い傾向があります。株式が低迷するときに上昇してくれるので、分散効果が高いですね。
でも最後にこれだけは忘れてはいけません。
投資商品は良い時が続いた後は下落するものです。