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通常NISAとつみたてNISAはどちらを選ぶべきか?

少し前のニュースになりますが、通常NISAの恒久化が見送りになりました。

NISAの恒久化を見送りへ(共同通信)

今回見送りになったのは、年間投資額120万円で5年間運用できる「初期型」NISAのことです。

つみたてNISAについては引き続き恒久化を検討していくそうです。

 

恒久化見送りの理由にNISAの富裕層優遇批判があったということでも話題になりましたね。

 

私は通常NISAとつみたてNISAの両方で投資しています。

両方を経験してみた感想としては、通常NISAが終了するのは妥当な判断だと思います。

 

通常NISAには大きな問題があります。

 

それは投資期間が短すぎるという問題です。

株式投資で投資期間が5年しかないと、その時の市況によっては大半の人が損失を出して終了する可能性があります。

そんなに相場が悪くなくても、2〜3割くらいの人は損失を出して終了するでしょう。

 

さらに酷いことに、NISAは損失を出してしまった場合は特定口座(一般口座)よりも不利な条件になります。

特定口座の場合はある取引で発生した損失を別の取引で発生した利益と通算することで、利益に対する課税を軽減する「損益通算」ができます。

NISA口座で発生した損失は損益通算ができなくなるので、損失が出た場合は泣き寝入りになります。

 

つまり、運良くNISAで利益を出した人には追加で非課税ボーナスがつくけど、損失を出した人には税制上のペナルティが課されるという仕組みです。

 

私には通常NISAは投資のギャンブル性を高めているように思えます。

実際、通常NISAで一番人気のファンドは「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」だそうです。

なんだかもう、伸るか反るかの大博打ですね。。

 

ロールオーバーという仕組みを使えば投資期間を伸ばせますが、どれくらいの人がちゃんと理解できているでしょうか?

少なくとも庶民がなけなしのお金を工面して老後の生活費を準備するための制度としては不十分だったと思います。

 

通常NISAの問題点が大幅に改善された「改良型」NISAがつみたてNISAです。

こちらは年間投資枠が40万円しかありませんが、運用期間は20年間もあります。

さらに対象となる投資信託に要件が課せられていて、長期投資に適切なファンドしか選べないようになっています。

"ダブルインバース"のようなレバレッジの効いたファンドは最初から選べません。

 

これならコツコツ積立投資を継続さえすれば、損失を出して終わることはないでしょう。

 

では、通常NISAとつみたてNISAのどちらを選ぶべきでしょうか?

 

つみたてNISAにするのが無難です。