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新型コロナショックで投資家は買い向かうべきか?

「災害は買い(Buy Disaster)」という投資の格言があります。

災害が起きると株価が急落しますが、近いうちに回復するからです。

 

世界的に有名な投資家のジム・ロジャーズ氏は東日本大震災が起きた時、すぐに日本株に投資したそうです。

 

では、今回のコロナウイルスの株価暴落でも積極的に買い向かうべきでしょうか?

 

私は今回ばかりは一時的な下落で済まないと思っています。

パンデミックをきっかけに世界的な景気後退が始まってもおかしくありません。

私がそう思う理由は2つあります。

 

1.災害(コロナウイルス)は世界全体に広がっている。

震災や火災といった災害は通常一部の地域だけが大きな被害を受けます。経済的な影響も一部の地域の問題に留まることがほとんどでしょう。

でも、新型コロナウイルスの感染者は今や全世界でみつかっています。

世界中でコロナウイルスに対抗するために各種イベントを取りやめ、交通を分断して人の移動を制限しています。

これは言うまでもなく経済活動に悪影響があります。

更に厳しいのは身を切るような対策がどこまでウイルス拡散抑制に効果的なのかよく分からない点です。

武漢の例を見てると街全体を封鎖するくらい徹底的にやらないと抑え込めないのかもしれません。

そして、ウイルス拡散がいつまで続くのか先が読めません。

投資家にとって一番怖いのは見通しが立たないということです。

もしかしたらかなり長い間ウイルスとの戦いを強いられるのかもしれません。

世界経済にとってのダメージは計り知れませんね。。

 

2.世界株はかなり割高(バブル)水準。株価下落は妥当

もう一つ心配なことは、割高な株価の調整は避けられないという点です。

米国株を中心に世界株は過去10年間上昇を続けてきました。

NYダウは過去最高値を何度も更新し、株価指標からはかなりの割高水準だと考えられます。

コロナウイルスが経済を抑制することが明らかになった今、調整局面に入るのは必然です。

 このまま景気後退期に入ると見るのが妥当かもしれません。

問題は現在の株高が大規模な金融緩和で成り立っていることです。

日本もヨーロッパも異次元金融緩和をずっと続けているので、株価が下落しても出来ることは限られています。

日本はマイナス金利という異常な金利政策を続行中なので、これ以上金利を下げると逆に銀行が潰れて大変なことになるかもしれません。

アメリカだってリーマンショック前は5%もあった金利が今は2%以下です。

リーマンショックの時よりずっと金融緩和の手段は限られています。

 

最後にeMAXIS Slimシリーズ3ファンド(先進国、新興国、日本)の基準価格推移を確認してみましょう。

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 鋭角にズドーンと下落しています。まさに「落ちるナイフ」ですね。

NYダウの週間下落率は2008年以降で最大だったそうです。

まさに「高低差ありすぎて耳キーン」状態です。

 

では、この10年に一度のバーゲンセールに買い向かうべきでしょうか?

 

 

人にはオススメしませんが、私はこれから徐々に投資額を増やしていきます。

コロナウイルスをきっかけに実体経済も悪化してしばらく株価低迷期が続くかもしれません。

それでも長期投資で考えるなら、株価の下落時こそ仕込み時です。

 

きっと数年後にはまた上昇しているでしょう。