2020年3月の株式市場は歴史的な大暴落に見舞われました。
世界中の株式市場で直近のピークから2割以上下落する弱気相場となっています。
株って短期間にこんなにも下落するものなんですね。
史上最大規模の景気対策がアメリカやヨーロッパで発表されていますが、それだけ実体経済に大きなダメージがあるということでしょう。
今年2月の株価に戻るには数年の月日が必要になるかもしれません。
2020年の世界の株価推移をeMAXIS Slimシリーズの基準価格推移で確認してみます。
3月中旬まで一本調子で下落していたのが、今週は少し持ち直す動きが見られました。
それでも、ピークから20%低い水準です。
なぜかいつも最弱の国内株が底堅いですね。日銀の買い支えが効いているのかもしれませんね。
それでは、私のつみたてNISA資産を公開します。
私はつみたてNISAの投資枠で先進国株と新興国株の両方に投資しています。
両方ともeMAXIS Slimシリーズで積立しています。
投資比率は先進国株:新興国株=7:3です。
先進国株の利益率がマイナス10.2%、新興国株の利益率がマイナス17.9%になりました。
共に2桁のマイナス幅です。
先進国株は先月まで19%以上の含み益があったのに、今では10%の含み損です。
たった1ヶ月で資産額が激変しました。
つみたてNISA全体での評価損益です。
先月の含み益は15.8%あったので1ヶ月で28%のマイナスになります。
最後に先進国と新興国の資産比率を確認します。
投資比率は7:3なので、株価に差がないと70:30になるはずです。
実際には、先進国株のパフォーマンスが新興国を上回っている分だけ先進国比率が高くなっています。
2年間コツコツと積み立ててきた成果がたった1ヶ月で吹き飛びました。おまけに12%の含み損です。
今回の暴落で株式投資の怖さを再認識しました。
でもインデックス投資はこういう時にこそ光る投資手法です。
インデックスはどんなに下落しても個別株のように倒産する心配はありません。
どんなに下がっても、待つことさえできればいずれ株価は上昇していきます。