世界中の株価が大暴落して先が見えてない今、投資の専門家の意見に注目が集まります。
高名な投資家は多々あれど、バフェット氏ほど崇拝されている人物はいないでしょう。
そのバフェット氏が航空株をすべて売却したことがニュースになっています。
バフェット氏といえば、バリュー株の長期投資で巨万の富を築きあげた人物です。
大暴落の時こそ割安になったバリュー株を物色して長期的な株価上昇を狙うのがバフェット流です。
バフェットも最初に株価が下落した2月下旬には航空大手のデルタ株を買い増しています。
航空株に力を入れていたバフェットとしては当然のアプローチです。
しかし、その一ヶ月後には含み損を抱えたまま売却してしまいます。
長期投資のバフェットがたった1ヶ月で投資先を見限ったのは大きな驚きでした。
さらにその1ヶ月後には全ての航空株を売却してしまいました。
バフェットが永久保有を前提に保有していた航空株を全て売却したのは、コロナ後に世界が変わってしまうと見抜いたからでしょう。
訪問することが当たり前だったビジネス慣習がコロナをきっかけに大きく変わろうとしています。世界中の企業がオンライン化に一斉に移行しています。
どの企業もこれまでの商習慣に囚われず、オンライン化できるものは全てオンライン化しようとしています。
バフェットが大赤字を出しながら航空株を売却するのを見て確信しました。
この大きな流れはコロナが終息しても後戻りしないでしょう。