世界中の株式に分散投資していると、自然に世界情勢が気になるようになります。
2020年で最も世界の株式に影響を与えているのがコロナ感染ですが、投資をしていると世界中の感染状況が気になりますよね。
私がいつもチェックしている世界のコロナ感染者数をまとめたサイトがこちらです。
このサイトによると、世界の感染者数はまだまだ拡大中だと分かります。
日本にいるとコロナはある程度落ち着いた感もありますが、世界ではピークはまだまだ先のようです。
世界がこんなに大変な状況の中、株価だけは何故か順調に回復し続けています。
先進国、新興国、日本の3地域で揃って順調に回復しています。年初からの下落率でも先進国と日本は5%、新興国でも10%程度まで回復しました。
5〜10%くらいの下落なら、数年に一度は経験するくらいのレベルです。
コロナショックってそんな程度のものだったのでしょうか?
いやいや、そんな訳がありません。
IMFの試算によると、2020年のアメリカのGDPは8%、日本で5.8%もマイナスになると予想されています。
IMFのゲオルギエバ専務理事も「今の株価高すぎ!!」と言っています。
このおばさん、私のブログで4月にも取り上げています。この時は、「コロナショックはリーマンショックを超える最大の危機」と表現されていました。
私も今の市場は少し楽観的過ぎるかなと思っています。2番底に備えて心の準備をしておこうと思います。
それでは、私のつみたてNISA資産を公開します。
私はつみたてNISAの投資枠で先進国株と新興国株の両方に投資しています。 両方ともeMAXIS Slimシリーズで積立しています。 投資比率は先進国株:新興国株=7:3です。
先進国は4%以上の含み益になりました。新興国も先月からかなり含み損が解消されています。
つみたてNISA全体での評価損益です。
ついにプラスに転じました。
つみたてNISAの投資期間は20年なので毎月の変動に一喜一憂するのはあまり意味がありませんが、それでも含み益になるのは気分が良いものです。
最後に先進国と新興国の資産比率を確認します。
投資比率は7:3なので株価に差がないと70:30になるはずですが、先進国株のパフォーマンスが新興国を上回っている分だけ先進国比率が高くなっています。
つみたてNISAを開始して3年目ですが、新興国株の評価損益が先進国株を超えたことは一度もありません。
それでも新興国株への投資は継続しようと思います。20年の投資期間のどこかで新興国が輝く時期も来ると信じているからです。