サラリーマン投資家にとって、経済的自由を手にしてアーリーリタイアするのは1つの夢ですよね。
では、どれくらいのお金があるとアーリーリタイアできるでしょうか?
資産額と投資リターンから生活費を差し引くことで、何歳まで資産が持つかを計算してくれるサイト(逃げ切り計算機)があります。
私も試してみましたが、何度計算してもいつアーリーリタイアできるかは分かりませんでした。
リタイア可能時期を決める大きなパラメータに「寿命」と「投資リターン」があるからです。
この2つのパラメータ次第で結果が大きく変わるのですが、両方ともどうなるか分かりません。
安全を考えると、投資リターンはゼロで考えるしかありません。
寿命もゼロリスクを追求すると、世界最高齢(男性だと112歳)で計算するしかありません。
こうやって考えると、リタイアのハードルはとてつもなく高くなります。
実際、リタイア相談のサイトを見ていると、「1億あってもリタイアは厳しいでしょう。できればずっと働きましょう。」という結論になりがちです。
長生きするリスク、投資で大失敗するリスクを考えると、死ぬまで働くのが最も安全です。
でも、死ぬ間際に使いようのないお金を残してもしょうがないですよね。
長生きするリスクと同じように早死するのだってリスクです。
人生はリスクだらけなので、何かのリスクは取るしかありません。
どうせなら納得の行く人生を選択したいものです。