投資で悩むことの1つは投資のタイミングです。
貴重なお金をリスクに晒すのだからタイミングに躊躇するのは当たり前です。
投資した次の日に大暴落になれば、その後何年にも渡って含み損を抱えることもありえます。
含み損になると心が折れます。ましてバブルの最高値で一括投資したとなれば取り返しがつきません。
そんな高値をジャンピングキャッチしてしまわないように、投資タイミングのルールを設定しました。
過去1年間の株価の変動を基に、現在の株価が高いか安いかを機械的に判定します。
計算の詳細は前回の記事にあります。
過去1年間の基準価額の平均値と標準偏差(σ)から今日の価額の割安度を6段階で判定します。
判定 |
基準 |
超割高 |
価額>+2σ |
割高 |
+2σ>価額>+1σ |
やや割高 |
+1σ>価額>平均 |
やや割安 |
平均>価額>-1σ |
割安 |
-1σ>価額>-2σ |
超割安 |
-2σ>価額 |
さっそくeMAXIS Slim先進国株データを使って判定してみましょう。
2020年9月9日の基準価額は 13,029円でした。
判定はやや割高になります。(+1σ>価額>平均)
ここ何日か米国株の下落が続いていますが、過去1年の推移と比べるとまだまだ割安とは言えないようです。
まだ慌てるようなタイミングではないですね。