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お金の価値が下がってる!? 投資しないリスクを考える

3月のコロナショックで世界中の株式市場が大暴落しました。

それからまだ半年ほどしか経っていませんが、コロナショックなんて無かったかのように株価は年初の水準を取り戻しています。

 

あの暴落は一体なんだったの?

 

狐につままれたような気持ちになりますが、実際に世界中の経済が大ダメージを受けたのは確かです。GDP等の指標もありえない程悪化しています。

 

それでも株価がV字回復したのは史上空前規模の金融緩和が世界中で実施されたからでしょう。

アメリカが金利をゼロに引き下げたことから、主要国の金利は軒並みゼロ以下になりました。

さらに中央銀行は大量にお金を刷って市場に供給しています。

結果的に余ったお金が投資に向かって株価を引き上げました。

 

eMAXIS Slim先進国株の基準価額も年初の水準まで回復しています。

eMAXIS Slim先進国株 基準価額推移

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でも金融緩和で株価が上昇するのは手放しで喜べません。

株(企業)の価値が上がったというより、お金の価値が下がったと言えるからです。

世界のお金の総量が100万円だとして、そこに追加で100万円を流通させるとお金の量は2倍になるけど価値は半分になるはずです。

100円だった物の値段は200円になるでしょう。

 

お金の価値が下がっている証拠が金価格の上昇です。

 

金はこの世で最も普遍的な価値を持つ物です。

通貨のように簡単に製造することが出来ず、採掘するには大変なコストが掛かります。

 

その普遍の価値を持つ金の価格がコロナ後から急上昇しています。

 

金価格推移

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これは金の価値が急に上昇したというより、現金の価値が下落したという方が適切な表現でしょう。

 

お金はモノの価値を測定する基準になっているので、お金自体の価値が変わることは意識しずらいです。

でも国の政策次第で簡単に価値が変わってしまうと意識した方が良いでしょう。

 

お金を投資せずに銀行に置いておくのは、実は大変なリスクなのかもしれません。