ソニーのPS5が11月に発売されるということで、いち早く手に入れたい人達が早くも争奪戦を繰り広げています。
私もPS派で、PS1〜4まで全て購入しています。
PS5は発売日には買いませんが落ち着いた頃にでも購入したいと思っています。
ところで、今やソニーにとってゲーム事業は主力事業になっています。
2020年1Qでは営業利益の半分以上がゲームで稼いでいました。
このゲーム事業でソニーは長らくマイクロソフトのXBOXと競い合っています。
今回もほぼ同時期に次世代機を出すガチンコの争いをすることになります。
マイクロソフトといえば、世界最強のGAFAMの一角です。
そのMSと互角以上の戦いを続けてきたのは凄いと思います。
でもこれからもゲーム業界で勝ち続けるのは難しいかもしれません。
MSの時価総額は180兆円です。それに対してソニーの時価総額は10兆円です。
桁違いの差がありますね。。
この桁違いの体力の差で、XBOXはPSに何度負けても勝負を続けることができます。
そんな巨人のMSが大きく仕掛けてきました。ゲームソフト開発のベセスダの買収です。
Fallout, Doomを開発する大手ソフト会社を手に入れたことでPS5との争いを有利に進めることができるでしょう。
MSはこんなに強力ですが、ソニーが戦わないといけない相手は他にもいます。
同じく、GAFAMの一角、グーグルがクラウドゲームプラットフォーム、stadiaを立ち上げました。
stadiaはクラウドにあるゲームをコントローラーから直接操作してプレイする次世代のアプローチで注目を集めています。
グーグルの時価総額は100兆円でソニーの10倍です。
立ち上げはあまり上手く行ってませんが、MSと同じく勝つまでやり続ける体力があります。
そして、ついにあのアマゾンまで参入してきました。Amazon lunaはGoogle stadiaと同じくコントローラーだけを販売して、クラウドに繋いでプレイする形式です。
lunaの画面をみると、Amazon PrimeやNetflixと同じように見えます。
ゲームもサブスクで定額やり放題が当たり前の時代が来るのでしょうね。
ちなみに、アマゾンの時価総額は160兆円でソニーの16倍です。
こうやってみると、GAFAMがこぞって参戦する大乱闘を弱小のソニーが勝ち抜くのは難しいかもしれません。
それでもPSには頑張ってもらいたいところです。
ゲーム産業は今や日本が世界をリードする数少ない産業の1つです。ここだけは何としても死守してほしい。
インベーダーゲームから半世紀かけて蓄積した歴史の積み重ねが、ぽっと出のGAFAMごときに負けるはずありません。
7年後にはPS6も出してほしいと願っています。
その頃、私はアマゾン派になってるかもしれませんがwww