日銀が購入しているETFの含み益が10兆円!になっているそうです。
配当金の総額が2兆4000億円ということなので、トータルでは12兆4000億円です。
とてつもない額ですね!
日銀がETF購入を開始してから10年間の総額は35兆円です。
10年間での含み益は35%程度です。
そこまですごくないようにも見えますが、少しづつ購入しているので損失リスクをかなり抑えられています。
実際、10年間のETF保有期間で含み損になったのはコロナショック等の瞬間的な間だけでほとんどの期間で含み益をキープしています。
日銀が堅実に含み益をキープ出来ている理由は、株価が下落したときに購入しているからです。
日銀がETFを買う目的は運用益を得るためじゃなく金融システムの安定化のためですが、
結果的に相場が崩れたときに購入することになるので安値で購入することになります。
つまり、日銀がETFを購入するタイミングに合わせてインデックス投資をすると、含み損になるリスクをほぼ解消することができるのです。
「インデックスファンドは金融不安の時に買う」のが含み損を防ぐ為の秘訣です。