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2020年の株式相場から学んだこと 怒涛のコロナショック相場を振り返る

コロナ禍で2020年は誰の記憶にも残る歴史的な年になりました。

コロナは世界中の都市を機能不全にして大混乱を巻き起こし、多くの人がこれまでの生活様式を一変させられました。

しかもコロナ禍はまだ惨劇の真っ最中です。観光業や外食産業を中心に被害は広がり続けています。

 

そんな中、株式市場は不思議な動きをした1年でした。

コロナの拡大が世界の主要都市で始まった3月には世界中の株価が暴落しました。

連日のようにNYダウでサーキットブレーカーが発動し、世界経済が崩壊するんじゃないかと錯覚する感覚さえありました。

投資家なら、みるみる資産が溶けていく恐怖はまだ記憶に新しいんじゃないでしょうか?

 

大暴落は絶好の買い時でもあります。

私はずっと大暴落で一気に投資しようと待ち受けていました。実際、3月15日の記事で「時は来た!株の買い時の始まり」と題した記事を書いています。

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実際、私は3月から4月にかけて一気に投資額を引き上げました。毎日、数十万円を世界株インデックスに投資しました。

でも3月のコロナショックで新規に投資できたのは総資産の5%程でした。

一気に投資するつもりで暴落を待ち受けていたのに、実際に投資できたのはこの程度です。

理由は簡単です。3月時点ではこれからもっと下落すると思っていたからです。

 

前の記事から6日後の3月21日には「NYダウが12000ドル割れするかもしれない」という記事を書いています。今からみると笑ってしまうくらいの大外しですが、このときは大半の人が同じような意見だったと思います。

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たった1ヶ月で3万ドルが2万ドルまで35%も下落しました。その急落の勢いから、そこで下落が終わるとはとても思えませんでした。

 

IMF幹部がコロナ危機はリーマンショックよりはるかに悪くなると発言しています。

実際、アメリカの失業給付の件数はリーマンショック時の数十倍に膨れ上がっていました。

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4月になって緊急事態宣言が発令されました。世界中の都市でロックダウンが行われ、世界経済は停止しました。

一方で、株価はここから不思議な上昇を始めます。空前絶後の金融緩和と財政出動のお陰ですが、このときは2番底が来ると言われていました。

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結局、来ると信じられていた2番底は来ず、逆にNYダウは史上最高値を更新するまでに復活します。

今から振り返って考えると、3月の暴落時に資産の大半を一括投資するのが正解でした。

もし3月末に全資産を投資することが出来ていたら、大儲け出来たでしょう。

でも実際には大勝負に出ることは出来ませんでした。大暴落の最中にいる時はどこまで下がるか先が見えないからです。

「まだ下がる、まだ下がる」と思っている間にバーゲンセールは終わってしまいます。

どんなに前もって心の準備をしていても、いざとなると周りの雰囲気に飲まれて思い切った決断が出来なくなってしまいます。

 

「尻尾と頭はくれてやれ」という投資の格言があります。底値で買って天井で売ることはほぼ不可能です。まだ下がると思いながら買ったり、まだ上がると思いながら売ることが結果的に投資の成功に繋がります。

そのためには、異常事態に適切に行動できるように、平時に機械的な売買ルールを決めておかないといけません。

 

今のうちに売買ルールを決めておきましょう。

コロナ暴落の2番底はもう来ないのか、本当のところは誰にも分からないのですから。