2020年もあとわずかになりました。
ここでインデック投資の年間成績を公開しようと思います。
まずは、インデックスファンドの基準価格推移で年初来のパフォーマンスを確認します。
主要8資産の年間パフォーマンスの第1位は先進国株でした。
アメリカやヨーロッパの主要先進国はコロナの被害が最も酷かった地域でしたが、それでも1位になるのはすごいですね。
これはワクチン開発が成功したからに他なりません。
自らの力で問題を解決するアメリカやイギリスの底力を心から敬服します。
続いて新興国株と国内株が僅差で続きます。結果的に今年はどの地域を選択しても同じように儲けることが出来ました。
逆に回復が遅いのがリートです。
先進国リートはコロナショックで一時65%も下落しました。
また、都心のオフィス需要の減少はテレワークの普及でコロナ禍が終わっても完全には戻らないと予想されています。
コロナショックはリート投資のリスクの大きさを見せつける結果になりましたね。
コロナショック後の株高で私のインデックス資産も順調に増えました。
インデックス投資を開始して3年間の資産推移です。
12月の伸びが緩やかなのは追加投資を抑えているからです。いつか次の暴落が来たときの為に待機資金を温存しておきます。
先月からの資産比率の変化を確認します。
先月から資産比率は全く変わりません。凪ですね。
今後は少しずつ先進国の比率を上げていく予定です。
インデックス資産の損益推移を確認します。
含み益がついに25%を超えました。
結果的に2020年は資産を大きく増やすことが出来た年になりました。
でも忘れないで頂きたい。
このリターンが得られたのは3月のコロナショックで世界が大混乱に陥った時、逃げずに市場に居続けたからです。
3月の時点では、株価はもっと下がっていくという見方が大半でした。だから大暴落するのです。
毎日、自分のお金が数十万円溶けていくのを見ながら追加投資を続けるのはそれなりの覚悟が必要です。
これはポジショントークですが、暴落時に買い向かう投資家は市場を支え、経済を回復に向かわせる原動力になります。
企業が倒産する時、弁済順位は、1税金、2従業員給与、3債権者、4株主です。
残った資金から最初に税金が支払われ、まだ残っていれば給与が支払われます。それでも残っていれば債権者に支払われます。
株主の優先順位は最後なので1円も返ってくることはありません。
パニック時にみんなが資産防衛にまわる中、何の保証もない株式に資金を供給した人が回復時にリターンを得るのは考えてみれば当たり前のことです。