「お金に関する情報」をYouTubeや個人のブログを参考にする人が増えているそうです。
ユーチューバーの影響力拡大に思う(野尻哲史): 日本経済新聞
「ビジネスパーソン1万人アンケート」で「お金の情報の入手先」を聞いたところ、「SNS」と回答する人が調査開始時より大きく伸びていました。
私もインデックス投資を中心にした今の投資スタイルを確立するのに投信ブロガーの投資情報を参考にしてきました。
日経の記事では、SNSの情報は玉石混交だと少しネガティブに表現されています。
インターネット上に流れているお金に関する情報は玉石混交だ。筆者は、大切なお金についての情報、なかでも資産形成に関する情報が、ともすれば不十分な形で若い世代に伝わってしまう可能性が否定できないと思っている。しかし、この流れは否定することも止めることもできない。
確かに、金融機関に比べると、情報の正確性は劣るかもしれません。
ブロガーは匿名でやっているので、プロとしての責任感も無いでしょう。
でもだからこそ、ブロガーの情報は価値があると思っています。
金融機関の情報は、商品を売りたいといった意図が見え隠れしています。
商品を売る側にとって都合の良い情報を発信しているんじゃないかと疑ってしまいます。
ブロガーの情報にはそれがありません。ブロガー自身が投資商品を買う側の人間だからです。
ブロガーが勧める投資や資産形成の方法は、自分で実際に実践している方法です。
しがらみのない消費者視点からの情報は、時に金融機関の情報よりも信用されるのです。
食べログやアマゾンのレビューと同じですね。
そんな私でも金融機関の情報を参考にすることがあります。
米国バンガード社のウェブサイトです。(残念ながら日本語版のサイトは閉鎖してしまいましたが。。)
私がバンガード社の情報を信頼するのは、彼らの販売する商品のコンセプトが分かりやすく、消費者にメリットがあると思えるからです。
日本にもバンガード社のような会社があれば、金融機関の情報を信用する人がもっと増えるでしょう。