最近、好調な株式相場の勢いを受けてレバレッジ投資が注目されています。
その中でも最も熱いのがiFreeレバレッジシリーズです。
大和アセットマネジメントによると、NASDAQ100指数のレバレッジ投信に毎月3万円積立していれば20年間で8000万円の利益が出たと計算しています。
レバナスをiFreeでツミレバすれば簡単にお金持ちになれそうです。
レバレッジ投信ですから、当然リスクもあります。
iFreeレバレッジNASDAQ100の場合、レバレッジ2倍なので指数が上昇すれば利益も2倍になりますが、下落すれば損失も2倍です。
それでも、中長期的に株価が上昇すれば大きなリターンが得られるはずです。
米国株はこれまで上昇下降を繰り返しながらも長期的には上昇を続けてきました。
下落時の衝撃に耐えられるなら、レバレッジ投資は合理的な投資手段かもしれません。
でも私がiFreeレバレッジシリーズで投資することは無いでしょう。
理由は保有コストです。
iFreeレバレッジS&P500の信託報酬は年率0.99%(税込)です。
さらに購入時に2.2%(税込)の手数料が掛かります。
同じS&P500に投資するeMAXIS Slim S&P500の信託報酬は0.0968%(税込)です。
購入時手数料はありません。
レバレッジを2倍にするために10倍のコストを払うことが合理的ですかね?
iFreeレバレッジS&P500を買うくらいなら、素直にeMAXIS Slim S&P500を2倍買う方が良いと思います。