最近、FIRE(早期リタイア)が広く認識されるようになっています。
そしてついに日経新聞でも特集が組まれるようになりました。
投資の目的は早期リタイア 若年層にじわり拡大中: 日本経済新聞
記事によると、投資をしている20〜30代の2割がFIREを目指しているそうです。
おもしろいのは、40代以降になるとFIREを目的にする人は10〜15%に減ってしまいます。
40代になるとFIREが現実的か自分で分かるからでしょう。FIREが無理と分かった人は目標に出来ないですからね。
FIREを実行するには長い準備期間が必要です。少なくとも10年、20年という単位で時間が掛かります。
40歳になってFIREが流行ってるからと目指してみても手遅れということです。
FIREするならできるだけ若いうちから準備を始めないといけません。
そうはいっても、そもそもFIREは頑張って目指すようなものでもありません。
私がFIREを意識したのも世間で喧伝され始めてからのことで、ほんの数年前です。
FIREを目指した訳ではなく、結果としてFIREできるくらいの金融資産になってました。
FIREを達成するのに一番大事なことは支出を減らすことですが、節約生活が苦痛な人はそもそもFIREに向いていないから辞めた方が良いです。
どんな生活が快適と考えるかは人それぞれです。
使えるお金が少なくなっても自由な時間がある方が良いと思うか、自由時間が少なくなってもお金をいっぱい使いたいと思うのか。
私はお金よりも自由時間の方を選びたいと思う人です。
でも自分のような考えの人は多くないと思うし、多くならなくて良いと思います。
収入が増えればもっと良い暮らしをしたいと思うのは自然だし、その欲望が資本主義経済の原動力です。
FIREは変わり者が選択する変わった生き方のままでちょうど良いのです。