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「貧乏国ニッポン」転落する国でどう生きるか? を読んで思ったこと

日本はどんどん貧しくなっているという話を最近あちこちで見聞きします。

日本人としては直視したく無い現実ですが、 経済に興味の無い人でも薄々感じられるくらい酷くなってきました。

 

最近、ホンダから新型シビックの発表がありました。シビックといえば大衆車の代名詞のような車ですが、その価格が319万円〜で「高すぎる」ということでも話題になりました。2021年秋に発売! ホンダ 新型「シビックハッチバック」は人気の6MTモデルもラインアップ - 価格.comマガジン

でもシビックを高く感じるのは日本人が貧乏になったからです。

ヤフコメにもそれを指摘する声が多数寄せられています。

6MTもあるぞ!! 新型シビックは319万円から 11代目「爽快シビック」は日本市場でどう輝くか(ベストカーWeb) - Yahoo!ニュース

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 そんな、みんながなんとなく気付いている現象を解説した本が「貧乏国ニッポン」です。

 著者は加谷珪一さんで「お金持ちの教科書」などのお金にまつわる著書が多数あります。投資をしている人なら大体知ってる有名人ですよね。

 本では、今の日本がいかに貧しくなっているかを国際比較を通じて様々な観点から説明しています。

 

 

 

車やiphoneを高く感じるのはグローバル価格に日本人がついていけてないからです。

グローバル製品は世界中から安く作れる場所で作って、高く売れる場所で売ります。日本人に合わせて価格を変更する訳にはいきません。

逆にディズニーランドの入場料やアマゾンプライムの会費といったサービス価格は、貧乏な日本人に合わせて安く設定されています。

東京ディズニーランドの入場料が世界最安なのは有名ですね。

 

本書で面白かったのは、購買力平価(PPP)レートを使った一人当たりGDPの算出です。

日本は90年代は一人当たりGDPが世界一だったことがありますが、それもただの幻想と切り捨てています。要は円高が行き過ぎたのが原因で、購買力平価レートを使って算出するとその当時でも世界4位で先進7カ国の真ん中あたりだったと言う訳です。

 

バブル崩壊から30年間、政府は様々な経済政策を行ってきましたが結果としてどれも上手くいきませんでした。経済政策でなんとかなるような問題ではないということです。

 

国レベルの問題を個人がどうこうすることはできませんが、個人としてどう生きていくかを考える上で現状認識は必要です。

個人として出来ることは、日本に依存しすぎないことですね。

投資家なら日本株より世界株に投資すべきだし、労働者なら海外でも働けるようなスキルを身に着けておくことでしょう。

幸い、グローバル化が進んで国境の壁がどんどん無くなってきています。

最近はどこに住んでいるかより何をしているかで収入が決まるようになってきています。中国の平均年収はまだ日本より大分低いですが、日本人の平均年収を大きく超える人も何千万人といます。

東南アジアやインドでもグローバル企業で働く高収入の人が沢山います。

そうであれば仮に日本が凋落しても、グローバル人材であれば世界基準の収入を維持できる訳です。

これからは日本人労働者も世界中の人材とガチンコ勝負の時代になっていくでしょう。

 

そっか、、しんどい未来だな。早くFIREしたい。。