「韓国は日本のライバル」
サッカーや野球の国際試合で昔からマスコミが使うフレーズですが、私はあまり好きじゃありませんでした。
経済も人口も日本より遥かに小さい韓国を日本からライバル視してどうするの?
日本がライバル視するのはアメリカのようなもっと大きい相手だけだと本気で思っていました。
でもそんな韓国が名実ともに日本のライバルとなって久しくなりました。
そして今やいくつものジャンルで日本を先行しています。
今年一番衝撃だったのは、2027年に一人あたりGDPで韓国が日本を上回るという予測です。
1人あたりGDP、27年に日韓逆転 日経センター予測: 日本経済新聞
タイムスリップして、30年前の日本人にこの事実を教えても誰も信じないでしょう。
「失われた30年」の衰退はここまでひどかったのかと思わずにはいられません。
そんな衰退する日本の株を誰が買いたいと思うでしょう?
「貯蓄から投資へ」のスローガンで広がった個人投資家も投資先は米国株がメインで日本株には流れていません。
日本株を買わない日本人 新しい資本主義「貧しくなる」: 日本経済新聞
今の日本株の株価は日銀とGPIFが買い支える官製相場です。
そんな異常な状態はいつまでも続けられる訳もないので、日本株の買い手はどこにもいなくなってきています。
買い手の1つは企業が自ら株を買う「自社株買い」ですが、岸田政権はここにもメスを入れるそうな。。
自社株買いは悪なのか 岸田首相「規制発言」に疑心暗鬼: 日本経済新聞
もう日本株終わってんな。。