いくら資産があれば仕事を辞めて悠々自適の生活が叶うでしょうか。
快適な生活に必要なお金は人によって違うので一概に決めるのは難しいものです。
自分なりに目処をつけるしかありません。
それでも誰かに「今の資産で大丈夫」と言ってもらえると安心します。
そんな希望に答えてくれるのがAboutマネー「マネープランクリニック」です。
FPの先生が相談者の資産状況と生活スタイルを基に資産が寿命まで持つかを診断してくれます。
中でも私はFP深野康彦さんの診断が好きです。過度に保守的でなく相談者の個別事情にも配慮したアドバイスをしてくれるからです。
自分とよく似た条件の相談者がどんな診断をされるのかは興味があるところです。
私と一番条件の近かった相談者は、1億2千万円40代で早期リタイアした大石さんです。
40代早期リタイアし収入ゼロ。貯金1億2000万円で不安に - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
診断の結果は、毎月25万円で生活すれば100歳まで生きても大丈夫となりました。
自分とよく似た条件の人がFPから問題無いと太鼓判を押されるのは嬉しいものです。
私はもうしばらくFIREする気はありませんが、生活費を稼ぐための労働からはいつでも卒業できそうです。
それにしても気になるのは1億2千万もの資産を預貯金だけで保有していることです。
投資を勧めることが無いFPもさすがにこれには「もったいない」と指摘しています。
それでも勧めるのは年利0.2%の定期預金。。。
リタイア相談のFPは投資することを決して勧めません。投資リターンは不確定なので、試算が難しくなるからでしょう。
それでもFPには投資を前提としたアドバイスをお願いしたいですね。
ゼロ金利の現代で投資をしない資産管理は現実的じゃなくなっています。
4%ルールを生み出したトリニティスタディのように、資産運用を前提とした老後資産プランを提示できる先生が登場してほしいものです。