アマゾンで買い物の際に取り敢えずチェックするアマゾンレビューですが、たまにすごいセンスが光る文を見ることがありますよね。
中でも話題の泣けるレビューを2つ紹介します。
1つは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の疲れたサラリーマンのレビューです。一部を抜粋します。
所謂リーマンと呼ばれる社会人です。
通勤ラッシュに揉まれ、顧客にも上司にも頭下げ、
後輩の育成押し付けられて色々やってる内に連日残業。
通勤途中で見える、名前も知らない山にもイラっとする。
フラフラで帰ってきたらメシ食う力も無く、酒飲んで寝る。
ゲームする時間あるなら、セミナー行ったり婚活しないとと、無駄に焦る。
俺なんで生きてんだろと素で思う日々。
切れた酒買いに行った日に見たSwitch店頭販売で思い出した。
子供の頃マリオ64にドハマリしてた頃に、
「今時マリオとかだっせ!PSだろ」
と友人に言われ恥ずかしく思った事。
あの時俺は友達に嫌われたくない一心で、
「確かにもうマリオは古いよな!」と返した事も。
何故あの時Switchを手に取ったか今でもよくわからない。
ただビール片手に、つまらなければ売ればいいと思って本体とゼルダを購入した。
出勤日だった昨日、電車の窓から見えた名前も知らない山を見て、
「登れそう」と思った瞬間、涙が溢れて止まらなかった。
傍にいた同世代のリーマン達には「なんだコイツ」と思われた事だろう。
私も子供の頃、ゼルダにハマっていたのでこのレビュワーの気持ちが何となく分かります。大人になるとゲームに時間を使うのがもったいない気がして遠ざかるようになったのも同じです。
ブレス オブ ザ ワイルドはやったことありませんが、オープンワールドの何でもありのゲームだそうです。思えば現実世界だって何でもありのオープンワールドです。もっと自由に生きたいものですよね。
もう1つの泣けるレビューがしょくぱんまんのぬいぐるみのレビューです。同じぬいぐるみを9回も買っている親御さんの投稿が泣けます。一部を抜粋します。
上の子の時から数えて、まさかの9回目の購入です。
このシリーズでとかでなく。しょくぱんまんだけで9回です。-----中略-----
おそらくこれが最後のしょくぱんまん購入になると思います。
私の約7年間の育児の側には、常にこのしょくぱんまんがいました。
子供がまた大きくなり、オモチャやぬいぐるみはいつか捨てるときが来るでしょうが、私はこのしょくぱんまんだけは決して捨てないでしょう。
子供達が一番可愛かった頃の、育児の思い出がすべて詰まっているからです。
レビューには同じぬいぐるみを何故9回も買う羽目になったのかが語られています。
子育てをした人だと誰でも同じような経験がありますよね。
私の子供はタオルケットに異常に執着していました。今ではボロボロになったタオルケットですが、きっと捨てることが出来ないでしょう。