最近、米国株中心に株価が下がっていますが、私は株安より円安とインフレを心配しています。
米国株価下落の原因はFRBが金利を上げる方針を示したからですが、アメリカで急速にインフレを抑え込むためです。
このアメリカのインフレ、消費者物価指数で7%!!も上昇しています。
2022年の米国のインフレ見通し | 三井住友DSアセットマネジメント
エコノミストのエミンさんがこんなツイートしています。
円安と言って喜んでいるけどみんなドルのインフレを忘れています。ドルはこのままでは年間で7%価値が減っていますよ。そのドルに対して日本円は昨年10%以上も目減りしました。よく考えてほしい。恐ろしいことです。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) 2022年1月20日
円の価値がどれだけ下がってるか考えると恐ろしいですね。。
素直に考えると円の価値下落はもうかなり進んでいて、現金を銀行に預けてるだけの人は知らない間に大損していることになります。
日本の消費者物価指数はまだそんなに上がってませんが、企業物価指数は4.8%で過去最大の伸び率になっています。
コスト増に耐えられなくなった企業が販売価格に転嫁するのも時間の問題かもしれません。
預金はもう無リスク資産とは言えないですね。