最近、不安定な相場が続いています。
一時は10%以上下落したS&P500は少し回復してきましたが、先行きはなんとも不透明です。
その原因は明らかで、金融緩和の引き締めで金利が引き上げられるからです。
金融緩和で大きく上昇した株価が引き締めに転じた時にどうなってしまうのか不安ですね。
でも歴史的には、利上げ局面で株価は上昇してきました。
1950年以降、12回あった利上げ局面で株価が下落したのはたった1回しかありません。
勝率9割以上です。利上げ局面では株価は上がるのが普通と思って良さそうです。
過去データが示す利上げ局面では米国株は好調 | ブルームバーグ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
金利を上げる決断をする時は市場が加熱している時で、金利を上げてもしばらくは上昇の勢いは止まらないというのが歴史で繰り返されてきたことのようです。
相場のサイクルとしては、金利ゼロから少しづつ金利が上がっていって十分上がったところで次の暴落が来るのでしょう。
今は金利を上げると予告されただけで最初の利上げすら実行されていません。
金利上昇に耐えられず暴落するのはまだまだ先のことかもしれませんね。