エコノミストのエミンユルマズさんはYoutubeで投資の参考になる知識をたくさん発信されています。
最新の動画では物価と株価の関係を歴史を紐解いて説明しています。
歴史を振り返ると、インフレが起きると株価は上昇していました。
逆にデフレになると株価も下落しています。
多少のタイミングのずれはあっても大きなトレンドは物価と株価は連動します。
まあ、そりゃそうでしょうね。色んなモノの値段が上がれば株だって上がって良いでしょう。
今、世界的にインフレの波が押し寄せていますが、株価は逆に下がり気味です。
歴史に習うなら、物価上昇が続くなら株価も上がるのが道理です。
むしろ株価下落以上に心配なのは通貨の下落です。
急激なインフレは通貨の下落と同義です。特に日本円の価値は猛烈に下がっているそうです。
2021年、アメリカの物価は7%上がりました。ドルの価値が7%下がったということです。
そのドルに対して日本円は10%下落しています。
ドルベースでみると日本円の価値は1年で17%も下落したということです。
もう大暴落と言って良いですね。
銀行にお金を預けてるだけだと大損する時代が来ています。
現金(日本円)は無リスクどころか、ハイリスク・ノーリターンの最悪の手かもしれません。