資産運用をしようとするとお世話になるのが証券会社です。
証券マンは仕事だから本心をストレートに話すことは少ないと思います。
でも、もし証券マンが本音しか話さないとどうなるでしょう?
そんなもしもを秀逸な動画にまとめたのが「本音くん」シリーズです。
新人証券マンの本音くんは建前を使うことができず、お客さんのどんな質問にも本音で回答してしまいます。
例えば、資産運用でお金を稼いでFIREしたいという客に対して「無理です。」と一括します。
資産運用で期待できる運用リターンは5%程度、それ以上のリターンを見込んでFIREするのはリスクが大きいです。
大きなリターンが得られる商品を証券会社に求めるのがなぜ間違いなのかを説明する場面が痛快です。
そんな方法があるなら、証券マンは投資信託を売らずに自分で売買して儲けます。
それが困難だから低リスクで収益を稼げる「仲介」をしてるんです。
証券会社のビジネスモデルそれ自体が投資だけで稼ぎ続けることの困難さの証明です。
そうですよねえ、シンプルだけどすごい説得力です。
儲け話を他人に持ち掛けられる怪しさが半端ない理由はコレですよね。
思えばアクティブファンドのファンドマネージャーだって確実に増やすことが出来るなら手数料なんかでちまちま稼いでないでしょう。
それが困難だからリスクを客に負わせることと引き換えに1〜2%の手数料に甘んじてるのです。
そんな厳しい現実をズバリ教えてくれる本音くんシリーズは面白くて時に為になる話が満載です。
いらすとやのキャラクターも意外にハマってますww